240 TH ページ41
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TH「はあっ、はあっ、、A...っ」
どこにいるの
また一人で泣いているの
もう俺から離れないでって言ったのに。
どこを探してもAは見つからない。
TH「うわ、っ！」
いきなり開いたドアから
クリクリした目をもっと大きく開いて驚くジョングクの姿
ああ、控え室の方まで戻ってきちゃったんだ
JI「テヒョン？どうしたの？」
顔をのぞかせたジニヒョン。
心配そうな顔をするジョングクとジミナ。
誰か、助けて
一緒にAを助けて
TH「Aが、！」
みんなの顔つきが変わった気がした
居場所も何もわからないのに駆け出したジョングクに負けないよう俺もまた走り出す
JK「ヒョン！まだ探していない場所は？！」
TH「この階はもう......ぁ、」
Red Velvetの控え室...？
まだそこにいるの？
TH「もしかしたら、まだ控え室なのかも...」
JK「え？誰の...？」
そうだ ジョングクは知らないんだ
TH「....レドベル」
一瞬 驚いた顔をしたジョングクだったけど
すぐにまた前を向いて走り出す
JK「レドベルさんたちの控え室ってどっちです？」
TH「確か 左に行ったとこ..っ、」
A、お願いだからはやく現れて。
可愛く笑って見せて。
俺らを安心させてよ
TH「っ、あれだ、張り紙がある！」
JK「行きましょう、」
奥に見えるのは Red Velvetと書かれた張り紙。
きっとここが彼女たちの控え室
周囲に人気は無くて
なんでここが控え室なんだってくらい
ちょっと気味が悪い。
JK「鍵、開いてますかね？」
TH「んー...」
緊張した足取りでドアの前に立つ
ここもハズレだったら...Aはどこ？
ジョングクがゆっくりとドアノブに手を近づけた
JK「....なにか、聞こえる」
TH「え...」
そっとドアに耳を当てるジョングク
JK「っ、！」
その綺麗な顔が
一瞬にして凍りついた
TH「A！！」
本能的だった
ジョングクの顔を見て
そこにAがいる気がした
ジョングクを押しやってドアを開けた
開いた扉の先には
TH「っ、！！」
薄暗い部屋に佇むユソンヌナと
傷だらけのAの姿
また、間に合わなかった
また、俺は彼女を助けてやれなかった
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アミマナ - ほんとに泣けました。書いてくれてありがとうございます!! (2018年10月28日 10時) (
レス) id: fbca5055d2 (このIDを非表示/違反報告)
Cr. - ずっと読んでいて、寝ないといけないのに続きが気になって寝れない、もう、すっごく最高です!! (2018年9月25日 2時) (レス) id: cf7d585d50 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - 1話から一気読みしました。何度も何度も泣きました…。すごく引き込まれて…主人公の優しさとか、防弾のみんなの優しさとか...すごく感動しました...!!ほんとに、このお話を書いてくれてありがとうございます(T^T) 続編楽しみに待ってます!!!!! (2017年12月6日 23時) (レス) id: 1582be05e7 (このIDを非表示/違反報告)
hime(プロフ) - すごく引き込まれて、一気に読んでしまいました！お話が目の前に見えるようで、すごく感動しました。何回泣いたかわからないくらいでした。やっと真実を知ったメンバーがどのように、変わっていくのか楽しみです(^ ^) (2017年12月4日 1時) (レス) id: a965dc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ireneさん» コメントありがとうございます！泣、主人公にもやっと本当の味方が増えましたね~( ；∀；)続編も出しましたのでそちらもよければよろしくお願い致します！！ (2017年12月2日 23時) (レス) id: 1c9d62aa08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年6月28日 18時
