防弾のMGイルボンサラム 5

235 JH ページ36

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staff「防弾少年団さん、5分前です！」




JH「るき るき！」


JK「るき るき！」


NJ「しつこいぞ 頼むから落ち着け」






えーっ、曲も終盤で盛り上がってるのに！！


ナムジュナに止められてジョングクと俺は仕方なくダンスをやめた






JI「ねえ テヒョンは？」


JH「テヒョン？さっきまでその辺に...あれ、いないな」


JM「またアイツ勝手なことして...」






5分前だというのに。

テヒョンがいない



みんな焦ってると





TH「誰か呼んだ？」





ヘラヘラした顔で現れたテヒョン。






YG「ギリギリまで何してたんだ？」


TH「トイレ！」


JI「いなくなって心配したよ〜」


TH「へへ、ごめんなさーい」






特に反省しているようにはみえないけれど。



ニコニコ上機嫌なテヒョンは俺の隣で

スタッフにマイクを取り付けてもらっている







久しぶりに見るテヒョン本来の笑顔に


みんな強く口出しできなかった








JM「ホビヒョン、」






小さな声で耳打ちしてきたジミンに手を引かれて数歩後ろに下がった






JM「テヒョナ 良いことでもあったのかな」


JH「...そうかもね」






スタッフと笑顔でやり取りしているテヒョンの背中を見て頷いて笑った俺。



首をかしげるジミン






JM「なんだかヒョンも嬉しそう」


JH「ん？だってテヒョンが久しぶりにちゃんと笑ったんだよ、嬉しいに決まってるじゃん？」


JM「そっか..俺も嬉しい！」






えへへと目を細くして笑うジミン


くそー可愛い奴め♡←






TH「ヒョンたち何話してるのぉ」






甘えた声を出しながら俺の背中に飛びついたきたテヒョン。



うん、やっぱり上機嫌。



こんなテヒョンはなんだか久しぶりな気がした






JH「暴れるとナムジュナに怒られるぞ 笑」


JM「テヒョナ マイク落ちるよっ汗」


TH「ヒョン！ちゃんとおぶってー！」







やっぱりテヒョンは明るくなくちゃ。







頭の上から聞こえるテヒョンの笑い声。







近くにいるコイツから


Aちゃんの香りがすることは黙っておこう







きっとこれが


今のテヒョンの笑顔の源だと思うから。







staff「防弾少年団さん、ステージへ上がってください」








もしかすると 近くにいるかもしれない彼女に



少しは成長した俺らのステージ、みせなくちゃね。







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