225 JM ページ26
__
JM「...」
ジュンさんの言葉に
無意識に手に力が入っていた
違う
違うんだ
Aちゃんを最終的に追い出したのは__
「...ふふ、アハハ！
ジュンさんそれ、本気ですか？笑」
いきなり大きな声を出して笑い始めた彼女
「追い出したのは私じゃない。
�猗爐薛瓩�直々に出て行けって言ったんですよ」
JN「は...？」
JM「っ...」
「確かに私はあの子を蹴る、殴る、しましたよ？
調子乗ってるからムカついちゃって！
だけど出て行けって言ったのも
あの子を無視して精神的に追い詰めていったのも
結局は�猗爐薛瓩覆鵑任�
あの子はどうせ、ここに居場所なんてないんですよ」
そう言ってケラケラ笑う彼女の声が
やけに大きく聞こえた気がした
彼女の言葉は本当だった
何も言えなくて悔しかった
自分達のしたことを
あらためて悔やんだ瞬間だった
ぐっと唇を噛み締めていると
いつの間にか隣にはホビヒョンが居た
JM「...ヒョン」
JH「...」
ホビヒョンもきっと聞いていたんだ
悔しそうな顔をしているから。
JN「...それでも」
静かな空間の中、
ドン と壁を蹴るような音が聞こえた
ジュンさんの声は
透き通るかのように 綺麗な声をしていた
JN「ここまで彼女と彼らを追い込んだ貴方たちが憎くて仕方がないです
貴方たちがAの全てを傷付けたことが一番許せないんです
....Aに謝れ」
冷たく吐き捨てるような彼の言葉に
彼女は震える声で答えた
「悪いのは私だけじゃない...
オンニ達だって...っ」
JN「こっちには映像として証拠だって揃ってる。
あんた達なんてあっという間に潰せる」
ジュンさんは、
あのDVDの事を知っている...？
「っ...
どうしてあの子ばかり味方につくのよ！！
そういう所が気に食わなかったの！
下っ端で何の役にも立たないくせに、メンバーとくっ付いてばかり..っ」
彼女の言葉は多分
俺らの周りで働く女性スタッフの心の声だったのかもしれない
確かに俺らはAちゃんを特別可愛がっていたから。
だけど、
どうしてあんなにも特別な存在に感じるのか自分でもわからないんだ
守ってやらなきゃ
一緒にいたい
側で笑っていて欲しい
そういう気持ちにさせてくれる彼女は
とても不思議で特別な存在だったんだ
.
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アミマナ - ほんとに泣けました。書いてくれてありがとうございます!! (2018年10月28日 10時) (
レス) id: fbca5055d2 (このIDを非表示/違反報告)
Cr. - ずっと読んでいて、寝ないといけないのに続きが気になって寝れない、もう、すっごく最高です!! (2018年9月25日 2時) (レス) id: cf7d585d50 (このIDを非表示/違反報告)
すずか(プロフ) - 1話から一気読みしました。何度も何度も泣きました…。すごく引き込まれて…主人公の優しさとか、防弾のみんなの優しさとか...すごく感動しました...!!ほんとに、このお話を書いてくれてありがとうございます(T^T) 続編楽しみに待ってます!!!!! (2017年12月6日 23時) (レス) id: 1582be05e7 (このIDを非表示/違反報告)
hime(プロフ) - すごく引き込まれて、一気に読んでしまいました！お話が目の前に見えるようで、すごく感動しました。何回泣いたかわからないくらいでした。やっと真実を知ったメンバーがどのように、変わっていくのか楽しみです(^ ^) (2017年12月4日 1時) (レス) id: a965dc87a9 (このIDを非表示/違反報告)
ゆー(プロフ) - ireneさん» コメントありがとうございます！泣、主人公にもやっと本当の味方が増えましたね~( ；∀；)続編も出しましたのでそちらもよければよろしくお願い致します！！ (2017年12月2日 23時) (レス) id: 1c9d62aa08 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ゆー
| 作成日時：2017年6月28日 18時
