俺じゃない。【 桃 】

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ガチャ

ころんさんが持っていた合鍵でななもりさんの家に入る。

すると中には、莉犬さんとるぅとさんがいた。

瑠「ころちゃん、Aさんおかえりなさい」

莉「何か証拠見つけた？」

鼓「ある程度の物は」

瑠「僕たちのところも見つけました！」

そう、るぅとさんは嬉しそうに報告する。

鼓「なーくんが帰ってくるまで待ってよっか」

『そうですね』

それから待つこと数十分。

ななもりさんとジェルさんが帰ってくる。

ガチャ

純「ただいま〜」

紫「お待たせ〜」

「会議、始めよっか」

全「うん/はい」

各自、席につき会議の準備をする。

紫「それじゃあ、会議を始めるよ。まず、ころちゃんとAちゃんから報告してもらえるかな」

ころA「うん/分かりました」

そう言って私たちは報告を始める。

鼓「まず、僕たちは現場に行ったんだ。そこでおかしなところがあったんよね」

瑠「おかしなところですか？」

鼓「そう。僕たちが現場に近付けたこと」

『普通、事件があった場所には立ち入り禁止のロープが張られるはずじゃないですか。でも、今回はそれがなかったんです」

鼓「それに、事件現場の処理は全くされてなくて血痕とかが残ってたんだ。」

皆さんの方を向くと、やはり不思議そうな顔をしていた。

莉「なんで、そんなことになってるんだろ」

純「現場には警官もいなかったんか？」

『はい。誰もいませんでした。それに、現場は昼間でも凄い薄暗かったです』

紫「そうなんだ...」

鼓「で、もう一つの報告がさとみくんの昨日の行動についてAちゃんから」

そう言いころんさんは私の方を向く

私は、徐ろにスマートフォンを出し、話し始めた。

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