裁判 ページ42
遂に今日は智海くんの裁判の日。
今は、法定内で裁判官の方たちが入ってこられるのを待っているのだ。
私たち6人は傍聴席で座っている。
今回の場合、事件が公になっていないので傍聴席にいるのは6人だけ。
…きっと大丈夫。
震える手を抑えながら深呼吸をする。
鼓「さとみくんなら絶対大丈夫だよ」
『ころんさん…』
鼓「僕たちはやれること全部やったもん。後はさとみくんを信じるだけ。それが、今僕たちに出来る最後のことだよ」
『…そうですよね。私がくよくよしてたらダメですね。』
私がそう言うところんさんは、うんうんと頷きながらニコッと笑う。
しばらくすると、弁護士さんと智海くんが入って来た。
弁護士席の前の長椅子に座る前、智海くんがこっちを見た。
智「(だいじょうぶ)」
口パクで、智海くんはそう言った。
一番怖いのは智海くんのはずなのに。
その一言が私を落ち着かせた。
『(おちついてね)』
私もそう口パクで伝えると、智海くんはニコッと笑って頷いた。
もうすぐ裁判官の方々が入ってこられる。
そうしたら…裁判がスタートする。
大丈夫。
あとは、信じるだけ。
絶対に、智海くんは無罪になれる。
最後まで諦めない。
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皆さん、お久しぶりです。
3か月以上放置してました。。
スランプ入っちゃって。
やっと更新できました。
これからは、と言ってももう少しで完結ですが、更新できるよう頑張りますのであと少しの間お付き合いください!
☆なな☆
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もえぴ - 楽しく読ませていただいてます! 続きが気になって夜しか眠れません…() (2021年8月29日 3時) (レス) id: a2b154eb7e (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - ☆なな☆さん» はい!よろしくお願いします! (2021年4月24日 10時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
☆なな☆(プロフ) - 朱音さん» 朱音さん!これからもよろしくお願いします! (2021年4月23日 21時) (レス) id: 45f3d30237 (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - 名前変わりました!茜です!読み方は変わりません! (2021年4月22日 6時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
茜 - この警察官は、敵か、味方か… (2021年4月9日 18時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆なな☆ | 作成日時:2021年2月9日 18時