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小川「それでは・・・本題に入ってもよろしいでしょうか?」
『はい。お願いします。』
鼓「お願いします。」
そう言うと、小川さんは鞄からおもむろに名刺ケースを取り出し、そこから抜き出した名刺を私たちの前に置いた。
小川「お二人共ご存知だと思いますが、僕は警察官をやっております。
向かい合って座ってから良く顔を見てみると、まだまだ若そうな人だった。
しかも、少し震えているようにも見える。
小川「本日、僕がお二人を呼び出したのはですね」
そう切り出した小川さんはゆっくりと立ち上がった。
そして、
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床に手をついて、おでこがぶつかりそうになるまで頭を下げて土下座した。
小川さんの行動の意図が読み取れず、ころんさんも私も戸惑いを隠せなかった。
『あの、頭あげてください・・・』
鼓「そうですよ、まず何があったのか説明してもらえません?」
私たちがそう声をかけると、小川さんはようやく頭をあげ席に着いた。
小川「すみません・・・実は僕自身もすごく緊張していまして・・・。」
鼓「大丈夫です。落ち着いてゆっくりで平気ですよ」
ころんさんが優しく声をかけると、少し落ち着いたのか小川さんの表情が緩んだ。
小川「実はですね_」
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もえぴ - 楽しく読ませていただいてます! 続きが気になって夜しか眠れません…() (2021年8月29日 3時) (レス) id: a2b154eb7e (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - ☆なな☆さん» はい!よろしくお願いします! (2021年4月24日 10時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
☆なな☆(プロフ) - 朱音さん» 朱音さん!これからもよろしくお願いします! (2021年4月23日 21時) (レス) id: 45f3d30237 (このIDを非表示/違反報告)
朱音 - 名前変わりました!茜です!読み方は変わりません! (2021年4月22日 6時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
茜 - この警察官は、敵か、味方か… (2021年4月9日 18時) (レス) id: 8c7310438b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:☆なな☆ | 作成日時:2021年2月9日 18時