お前らほんとに甘々だよな【青】

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＊ sideA



先生「･･･お前ら布団1箇所にまとめて何やってんだ？」

友人「あーw 俺らよく動くから掛け布団邪魔だなーって思って」

先生「話噛み合ってないぞ。それより青羽はどこ行った？」

友人「トイレっす｣



っていうのは嘘なんだけど。


本当は、私ところんでこの掛け布団の山の影に隠れているのだ。


先生の声が聞こえた瞬間、まるで打ち合わせをしていたかのように全員が動きだし、こんな体制になった。



こ「･･･ね、A」

『何･･･？静かn((ﾁｭｯ･･･っ？！』

こ「ふはっw顔真っ赤。照れた？」

『･･･ばか』



いきなりなんて事すんの。



友人「先生いなくなったぜ〜･･･ってなんで早坂そんな顔赤いの？」

友人「まさか、お前っ･･･」

友人「うわっ･･･リア充め･･･」



恨みの籠った目でこっちを見てきてるけど、私だってやりたかった訳じゃないからな？


･･･嫌ではなかったけど。



『･･･もう私帰るね』

こ「じゃあ僕もついてく〜」



“2人の様子見たいし”と小声で付け足すころん。



『お邪魔しました。恨みの発散はころんでお願いします』

こ「え」

友人「たっぷり発散させて頂きます」

こ「え」



“マジかよ･･･”と呟くころんを置いて、早歩きで部屋に向かう。



･･･あの時のころん、ちょっとかっこよかったな。



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