お前らほんとに甘々だよな【青】

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＊ sideA



あれから茜と別れてころんたちの部屋へ来たのはいいものの、私の隣に座っているころんの機嫌が悪い。



『ころーん？』



ムスッとしているころんの顔を覗き込むと、焦ったように目を逸らされる。



友人「早坂･･･服･･･」



コソッと私に向かって教えてくれる。


見てみると、だぼだぼのパジャマのせいで胸元がガラ空きだったのだ。



『あ･･･ごめんころん』

こ「気をつけてよ･･･？」



“変な人に目つけられるとやだし”とボソッと呟くころん。



『まあ、大丈夫でしょ。それより今はあの二人について話すの』

こ「心配してんのに･･･。てかAは遠井さんからほんとに何も聞いてないの？」



“女子ってそういうの好きそうじゃん？”と聞いてくるころんに“全然しない私たちは”と答える。


そういう話する時って茜がひたすら私たちのこといじってくるだけだからな。



友人「え、何何？恋バナ？」

友人「俺達も参加する〜」

友人「うぉぉ〜修学旅行っぽい！！」



はしゃぐころんの班の人を含めてジェルと茜についての話し合いをする。


って言っても、実名は出してないけど。


2人の名誉に関わる(？)しね。



『───それじゃあ、この作戦で行くか』

こ「結構いい感じじゃん！」

友人「くっそ、誰なのかめっちゃ気になる」

友人「付き合ったら教えてくれんの？」

こ「教える前にそいつが言いふらしそう」

『的確で草』



よし、話もまとまったしそろそろ戻るか。


そう思って立ち上がった時だった。



先生「お前らうるさいぞ〜何やってんだ？開けるぞ？」


全員「！？！？！？！」



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