白のくノ一

12話 ページ13

粍side

粍「風邪をひいたものが出たのですか？」

幸村「うん、そうなんだ。兄ちゃんも忙しいし、佐助達じゃ心配だから君に看病為て欲しいんだ」

まぁ確かにあの3人が看病すると為ると

絶対に厄介な事になるね。

粍「はい、分かりました」


客間にて

粍「失礼します」

粍「っ！？」

なんで・・・・・・結月姉が此処に・・・・？

寝ているからバレずに済んだけど

前世と同じ見た目だから仮にも見られたら

私、終わりだね・・・・・

どうしようかな？

結月「ﾊﾟﾁﾘ、えっ！粍ちゃん？！」

粍「えっゆず・・・・あっ、お目覚めですか。
　お休みになって・・・・「ねぇ」」

うっ、結月姉の名前を言いかけてしまった

粍「なんですか？」

結月「粍ちゃんだよね？」

うん、結月姉には悪いけど誤魔化そう。

粍「いい「違うよね」」

結月「さっき・・・・私の名前を言いかけた
よ？」

粍「・・・・・・・・」

ここはどうしよう。

本当の事を言うべきかな？

粍「うん。竹中粍だよ。だけど結月姉。」

結月「何？」

粍「私が・・・・・竹中家の人間で有ることを
誰にも言わないで・・・・・」

結月「っ、うん」

今の間は何だろう

粍「・・・・まぁ、服装も現世の物っぽいけど何で・・・・・・？」

結月「あぁ、それはね・・・・・・」

(かくかくしかじか)

粍「今は豊臣でお世話になっているんだね」

結月姉も大変だね。

結月「粍ちゃんは着物姿は元の世界でも着ていたけど、吸血鬼になっているみたいだね」

粍「それは・・・」

(かくかくしかじか)

結月「転生していたのか〜」

粍「うん」

結月姉の体調は大丈夫かな？

粍「で、体調は大丈夫？」

結月「かなり、楽になったよ」

粍「なら良かったね」

結月「けど、半兵衛君と粍ちゃんは似ているね」

粍「子孫だしね・・・・・・」

粍「それじゃぁまた後でね・・・・」

結月「うん！」

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