たかりとカフェ ページ19
「面白かったですね〜!」
「…!
うん、誘ってくれてありがとう、。
ちょっと、知り合い見つけたから、話してくる、!
じゃあね、蘭さん、園子ちゃん!」
…何でここに、
______________降谷、さん。
「…あの、。」
「…!?
…あ、亜奈渚…」
「…どうしてここに、?」
「…下見、だ。
…組織に暗殺を任された」
暗、殺。
簡単に言っちゃいけないけれど、
あたし達が言うと、重みだって、現実味だって、
俗に溢れるソレと、違うんだよなあ。
まあ、仕方のない事なんだけど。
けど今回、降谷さんが言っている[下見]とは、
暗殺の為ではない。
逃がして、保護するためである。
そして、。
あたし、カルアも、
「流石公安[ゼロ]」
「亜奈渚もな」
降谷さんと同じ、公安だったりする。
まぁあたしは所詮、本当の公安ではないのだけれど。
「それよりも降谷さん。
何か奢ってくれませんか?」
「…相変わらず俺にはたかるな」
「いいじゃないですか、
今の所、バーボンより信頼されてるんですから?」
クス、笑う。
「………解ったよ」
「やったぁ!
………あ、あのカフェ行きませんか!?」
「…ハイハイ」
呆れるような降谷さんに、無邪気な笑みを見せた。
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作者名:月華 | 作成日時:2016年10月19日 18時