沖田総悟の幼児化異世界放浪記第二章 (ページ12)

今日:4 hit、昨日:2 hit、合計:7,547 hit

ロトの過去と、此の世界の真実ページ12

パラレルワールドを、ご存知だろうか。

パラレルワールドとは、複数に同じ世界観の世界があると言うことだ。

沖田は、その一つに過ぎない世界の住民だった。

有りとあらゆる世界に、沖田という人間が居る、と言うことである。

その事を前提に、真実は続いていく。

沖田は、願ったのだ。否、『願ってしまった。』

沖田が願ったのは、願いを叶えるという名で少し有名な、神が纏わられていた。

故に、沖田が願った『大人になんかなりたく無い』と
願ったのだ。
そこには、ロトが居た。
ロトは叶えたくなったのだ。
『我々』のことを、信じている、少年の願いであればと。
森羅万象。ありとあらゆる物に、神は宿っているという意味である。

『我々』とは何か。それは、「神世界」の者のことである。
「神世界」とは。
神世界とは、ありとあらゆるパラレルワールドを管理し、その世界に生きる人間を管理する者達のこと。
即ち、複数の神達がいる世界の事である。
パラレルワールドは、数では表せない程に存在する。
それを管理するには、多くの優秀な人材が必要なのである。
そして生まれたのが、「神工チルドレン」又は「神候補の子供達」
神になる為に、造られた人間でもロボットでも無い、「何か」の種族の子供たちの事。

ロトはその子供達の中の、一人に過ぎなかった。

ロトは優秀だった。何でもできた。

ある日、任務でロトは「銀魂」の世界に降り立った。

そこで沖田を見つけた。

ロトは一目惚れをしてしまった。

「沖田総悟」と言う、人間に。

それをきっかけに、ロトには感情が芽生えてしまった。神様候補である彼女には、芽生えてはいけない、

「感情」と言う、異常プログラムが、芽生えてしまった。

だから、捨てられた。

「異常な何か要らない」と。

幸いにも、捨てられたのは、沖田と初めて会った神社だった。

嗚呼、もし、私がこれから、始末されるのなら、、

好きになってしまった、彼の願いを叶えたい。

せめて、それくらいはさせて欲しい。

だから、、、、

「時間を掛けて、やっと見つけたの。
　時間がループしている、世界をね」

「それじゃあ、今、そこに居る、沖田は、、。」

「えぇ。銀魂の沖田総悟がいる、世界の【沖田総悟】だよ。」

「、、、、精神を、交換したのか。」

「えぇ。」

「本当の、沖田を、返せ、、、！！！！！」

ロトは、銀時を強く睨みつけながら、言った。

「返して欲しければ、私を、神に造られしものを倒してみな！」