沖田総悟の幼児化異世界放浪記第二章 (ページ2)

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沖田の考えページ2

京都旅行からなんとか帰ってきた沖田と新八

「やっと帰ってこれたでい、、」

「疲れましたねえ」

もはや路地裏が家のようなものである。

「にしても、、能力ですかい、、」

「能力がどうしたんですか」

「この能力は、あまり使わない方がいいですぜい」

「え！なんでですか?」

「そりゃあ、、」

　「狙われに決まってるからでさあ」

「狙われる、、だ、誰に、、?」

沖田の考えはこうである。

頻繁に能力を使ってキャパが来たら、どう対応するのか
もし能力を使っている所をみられたら、、。

まだ何も分かっていないのに、大胆に行動するのは危険がすぎる。

それにあの「酒の名前がつく例の組織」に目をつけられたら大変なことになる。

確かに江戸に帰る何かの、手がかりになるのかもしれないが、

主人公やましてや例のトリプルフェイスに見つかったら

やっかいなことになる未来しか見えない。

それにこの能力はこの世界にとってはイレギュラーでしかない。

「た、確かにそうですね」

「まあ、危険時に使うのならいいかもしれねえけどなあ、、」

木の葉っぱから溢れる太陽の光は

沖田の頬と新八の腕をチラついた。

どんなに考えても、神様のいたずらのように

俺らは手のひらで転がされているのかもしれないですねい、、。

コナンはこの世界の主人公であり、世界の中心の人間である。

コナンがどう行動してもコナンは原作通りにしか動かない。

でも俺らは違うんでい。

沖田たちはこの世界にとってイレギュラーな存在であり、

俺たちが行動することによって、原作がどんどん変わってしまう可能性がある。

「どうにか何ないのかねい、、」

( ；´Д｀)ﾊｱと沖田は路地裏の青空にため息を吐いた。