No.33 ページ33
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俺の身長に合わせて背伸びをする彼女。
俺は彼女の背中に優しく手を添えた。
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彼女を引き寄せると
キスはもっともっと深くなる。
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理性は効かなくても
さすがにマンションの前はやばいと思って
二人でエレベーターに乗った。
『A?』
「ん?」
『むっちゃ好き。』
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目の前のAが好き。
ただそれだけ。
それだけなのに俺は
悲しんだり悩んだり喜んだり幸せ感じたり。
Aがおるだけで
いろんな感情を持った。
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俺らはエレベーターが着いた音にも
気付かんくらいにキスに夢中やった。
お互いがお互いを欲していた。
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「…たぁーくん」
とろーんとした目をしているAを
すぐにでも襲いたくて仕方なかった。
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「たぁーくん、これ、?」
Aは俺の首にかかっていた
ネックレスを手に取った。
『…これがどしたん?』
「んーん、たぁーくんもってたんだね //」
嬉しそうに顔を赤らめる彼女に
俺は疑問なんてもたなかった。
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「そっか、//」
自分で納得してるみたい。
「たぁーくん大好きっ」
そう言って抱き付いてきた
Aを離したくはなかった。
この手を離したらまたAが
どっかに行ってまいそうで不安やった。
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『ずっと一緒におって。』
これが今の俺の精一杯の甘え言葉。
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それでも
こんな僕を愛してくれますか?
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永 久 指 名。【緑】
完
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お話はあとすこーしだけ
続きます
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梓猫(プロフ) - きのこの村さん» ありがとうございます!嬉しいです(〃∇〃)新作も頑張って書くので、是非よろしくお願いします!! (2015年3月31日 20時) (レス) id: e3d647cf10 (このIDを非表示/違反報告)
きのこの村(プロフ) - 永久指名。大好きでした!!新作もがんばってください♪ (2015年3月31日 19時) (レス) id: d39a86d8c1 (このIDを非表示/違反報告)
梓猫(プロフ) - sakupitaさん» ありがとうございます!ネックレスは主人公の大切なもので、元カレに付き合ってる証として渡していたものを、元カレがこっそりおーくらくんのポケットに入れていたというイメージですね、 (2015年3月30日 20時) (レス) id: e3d647cf10 (このIDを非表示/違反報告)
sakupita(プロフ) - すごくいい作品でした!ネックレスって、どういうことですか? (2015年3月30日 0時) (レス) id: a714685f6d (このIDを非表示/違反報告)
∞緑eighter∞(プロフ) - ありがとう!! (2015年3月28日 11時) (レス) id: faa24aacbf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梓猫 | 作成日時:2015年3月16日 16時