永 久 指 名 。【 緑 】

No.18 ページ18

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" たぁーくん？ "




んー




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" たぁーくん？起きて？ "




もうちょ……い……




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あ、あれ、Aの声、？




重たかった目をこじ開けた。




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目の前にはA。





あ、もう朝やん！




俺の頭はすぐには働いてくれへんけどそれだけは一瞬で分かった。





もぞもぞ、と




Aは恥ずかしそうな素振りをする。




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な、なんやろ




『ん、どしたん？//』




なんかこっちまで照れてまう、




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「シャワー借りてもいいかな？//」




『あ！ええよええよ』




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顔がほんのり赤いAにタオルを渡した。




好きな女の子が俺の家でシャワー、か




これで変なこと考えない男なんておらんやろ。




襲おうと思えばいつでも襲えんねん。




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ただ俺にはAにそんなことする




勇気がないだけ。



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Aの気持ちがもう少し落ち着いたら、




襲ってもええかな、？




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俺は高ぶった感情を抑えるために




少しAの匂いが残った布団に身を収めた。




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「あー、余計にAのこと考えてまう。」




ま、それでもええか。






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