sister_7 ページ8
、
「にしてもこのわんこ大きいな。紀州犬か...?」
神「定春は地球産じゃないヨ、狛犬アル」
「そうなのか、宇宙生物にもこんな可愛いのがいるんだな」
撫でようと手を伸ばした彼女の手を止める
銀「止めとけ、かじられるぞ」
「かじ...?ほら、何ともないぞ」
寧ろ定春の方からすり寄っている、あれ?
新「何ともない...?」
定「わふっ」
「ふふ、可愛いなお前。」
毛がくすぐるのか笑っている。そんな顔を見て俺と新八は固まる。その顔が沖田くんとあっちのねーちゃんにそっくりだったから。
「...どうかしたか?」
新「あ、いやなんでもないです」
銀「姉妹だなって思っただけさ」
髪と目の色が変わっているとはいえ笑った顔はねーちゃんにそっくりだ
「そういえばどこ行くんだ?」
神「まずは私の所有してる敷地に行くアル!」
「...え、ほんとに女王なのか?この子」
んなわけあるか。馬鹿だ、馬鹿だこの子。よく旅して生きてこれたなコイツ。
と心の中でツッコミを入れて神楽の所有地(公園)へ向かう
と、神楽が突然立ちどまり
神「この公園よくクソサドか寝さぽってる所ヨ、もしかしたらいるかもしれないネ」
感動の再開ネ!と再びAの手を掴み走り出そうとする神楽
「ストーーップッッ!!」
だが彼女の方は逆に神楽の腕を引っ張り止まろうとする
「ま、待って神楽ちゃん、総悟がいる可能性があるのか?」
神「そうヨ、不服だけどA姉に免じてクソサドんとこ行くアル」
何故か焦っている
「いや、やめよう公園はまた今度にしよう。好きな物買ってあげるから、ね?」
そんな言葉に疑問しか出ない
直接会いに行けない理由があるとは言え偶然を装って会うならいいじゃないか、そう思ったのだ
「あー...悪いが総悟には直接会えないんだ。というか私がいるのがバレちゃいけない。その為に変装だってしてるし君達にも総悟の様子を聞いたんだ」
気まずそうに話した内容に余計疑問が積もる
新「沖田さんの事知りたいんですよね?なのに会っちゃいけないんですか?姉なのに?」
銀「そこら辺は言ってもらわねーと依頼ができねェよ」
答えを促すと暫く唸った後溜息をつきゆっくりこちらを見た
「分かった、言うから一旦戻ろう。外にいると会ってしまうからな」
どうやら本当に会う気は無いらしい。
586人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「銀魂」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
わか(プロフ) - 華さん» 華さんはじめまして、コメントありがとうございます!そう言って頂けて幸いです。更新頑張らせていただきます...!´`* (2021年2月8日 7時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - わかさん» はじめまして!楽しく読ませて頂いております!次回更新楽しみです!! (2021年2月7日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ちゃちゃさん» ちゃちゃさんありがとうございます!最近は調子がいいので今のうちに沢山更新しますね´`* (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 光華さん» 返信遅れてごめんなさい(TT)ありがとうございます頑張ります〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!もう最高です! (2021年1月23日 9時) (レス) id: f790642b1e (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:わか | 作成日時:2020年11月27日 7時