元姉さん

sister_15 ページ16

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神｢今日こそぶっ潰してやるネクソサドォォォ！！｣

総｢望むところでィ｣




美少年美少女のコンビ､そう言えば聞こえがいいかもしれないが実際はその反対｡
殴り合い蹴り合い罵しり合いの繰り返し｡今日も変わらず2人は公園で暇つぶし(仮)をしていた｡



神楽が飛び蹴りをしようと飛び上がる､沖田は落ちてくる所を狙い拳を構える､が｡


総｢貰った.....て､オイ｣

神｢あ？何アルか｣





既の所で宙返りをして距離を取った神楽



総｢いつもは1発当たっても俺に殴り掛かるだろーが､なんで避けやがった｣



夜兎族の彼女なら1回の拳なんてすぐに治ってしまう､痣ができるのもお構い無しに攻撃してくると沖田は読んだのだ｡



神｢...別に､気まぐれアル｣



口横に付いた血を手で拭いそっぽを向く神楽


総｢なんでィ調子わりーのか､馬鹿の癖に？｣

神｢一言余計なんだヨ！...あんまり怪我するなって言われたの思い出しただけアル｣


そんな神楽の言葉に疑問を覚える



総｢こんなの日常茶飯事だって旦那が1番知ってるだろィ｣

神｢銀ちゃんじゃないヨ､お姉ちゃんアル｣



そんな神楽の言葉にさらに疑問が募る



総｢今更新設定出すって馬鹿だろィ｣

神｢馬鹿馬鹿うるせーヨ！私がそう呼んでるだけアル､姉御と同じネ｣

総｢そうかィ､どうでもいいから再開でィ｣

神｢いや聞いてきたのお前だろ！！｣



あまり興味が無かったのか､将又喧嘩の続きがやりたかったのかは不明だが再び始まってしまった喧嘩




＿＿












神｢はぁ､はぁ.....まだまだネ｣

総｢へばってんじゃねェか､今日は俺の勝ちでィ｣





ふらふらした神楽に飛びかかる沖田､勝敗が決まろうとしたそのとき｡










｢かぐらーー｣







入口の方から聞こえた女性の声





神｢え.....あ､すぐ行くから待ってるヨロシ！！｣




その声を聞いた瞬間焦った顔をして沖田と距離を取った神楽はその女性がいる方向へ向かって声をかける





｢急がないと酢昆布無しだぞー｣

神｢分かったヨ！！じゃそういう事だから帰るアル！じゃーなクソサド！｣

総｢...あ､待ちやがれまだ勝負決まってねーだろィ！｣




そんな沖田を無視して入口の方へ駆けていく




総｢チッ...俺も帰るか｣




ベンチに置いた刀を取り出口の方へ向かう












(チャイナが慕うようなやついたか...？)















公園の出口に立って階段から下を見る











総｢...見た事ねェ面｣

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