sister_22 ページ23
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「銀さん?」
Aが銀時の方を見て首を傾げると居心地悪そうに頭を掻く
銀「ヅラ、別に言わなくていいだろ」
桂「ヅラじゃない桂だ。攘夷戦争後期、4人の若き侍を中心に破竹の勢いで幕府や天人に抵抗した。その4人が」
「...攘夷四天王」
桂「うむ、その攘夷四天王が1人。その男、銀色の髪に血を浴び、戦場を駆ける姿はまさしく.....夜叉。」
「っまさか、」
銀髪、廃刀令の世の中にも関わらず木刀を持ち続ける目の前の男にAは固まってしまう
桂「あぁ、銀時は「白夜叉に憧れてその髪にしてんのか!?」は...?」
「「「.....。」」」
まさかの返答に彼女以外のその場にいた4人が唖然とする
「そうだったのか...悪い、五○悟を真似してるとか言って。白夜叉だったのか」
銀「待て待て待てェェ!!んなわけあるかァァ!!!そこは普通俺が白夜叉だって気づく所だろーが!?」
「...えっ、そうなの!?」
銀「そうなの!?じゃねェんだよお前やっぱりどっかのネジ抜けてんだろ!!」
神楽と新八は最早諦めモードだ
「ということはあの攘夷四天王のうち2人があんたらなのか...まさかこんな所で会うとは...」
桂「....」
「悪い、取り乱した。...まて、桂さんあんた真選組から逃げてるんだよな?つーことはここにあいつらが...」
重大な事に気付き顔が青くなっていく、その瞬間玄関が勢いよく開く
総「かーつらァァ!!神妙にお縄につきやがれ!」
新「まずいですよ、今Aさんヅラ被ってないですよ!?」
桂「ヅラじゃない桂だ!」
銀「お前に言ってねーよ!!」
とりあえず、と隣の部屋に2人を押し込み万事屋3人は普段通りを装いソファに座る
神「勝手に入ってきてんじゃねーぞクソサド!」
総「てめェに用はねーよ、ここに桂が入ったって情報が入りましてねィ」
土「中改めさせてもらうぞ」
どかどかと入って来た真選組の隊士達に銀時は気怠そうに対応する
銀「おいおい、ずかずかと入って来て菓子折の1つも出せないなんざそれでも役人かァ?」
神「そうアル!酢昆布の3年分くらい置いてけヨ税金ドロボー!!」
土「るっせェなお前らが大人しく調べさせてくれりゃすぐ帰るわ!」
土方と銀時神楽コンビが喧嘩する中、沖田は和室の閉まった襖を凝視していた
総「怪しいなァ、ここも入りやすぜ」
新「あっ、ちょ、沖田さん!」
変装をしていない彼女が外へ出られるはずが無い、絶体絶命。
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わか(プロフ) - 華さん» 華さんはじめまして、コメントありがとうございます!そう言って頂けて幸いです。更新頑張らせていただきます...!´`* (2021年2月8日 7時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - わかさん» はじめまして!楽しく読ませて頂いております!次回更新楽しみです!! (2021年2月7日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ちゃちゃさん» ちゃちゃさんありがとうございます!最近は調子がいいので今のうちに沢山更新しますね´`* (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 光華さん» 返信遅れてごめんなさい(TT)ありがとうございます頑張ります〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!もう最高です! (2021年1月23日 9時) (レス) id: f790642b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年11月27日 7時