sister_11 ページ12
視点無し
「おーい姉ちゃん、酒追加〜」
「はーいただいま」
あちらこちらから姉ちゃん、そう呼ぶ声が飛び交う
その中心で忙しく酒とグラスを運ぶのは数日前万事屋に来た訳ありの依頼人だ
そんな彼女をカウンターから見守るお登勢、銀髪の男
銀「何アレ、超人気じゃねーか」
登「そりゃそうさ。あの整った面にモデル体型、そこら辺のキャバ嬢より上だろうよ」
そこへ酔った客が入り込んでくる
男「なのにあの口調、またあれがギャップでいいんだよなぁ」
どちらかというとニコニコと愛想を振りまくタイプでも無く客には塩対応だ。だがそこが男達の心を掴んでいるらしい
ふーん、と銀時が相槌を打ったその時
がっしゃーーーん!
大きな音がし、振り返ってみると壁に投げつけられたであろう形でダウンしている酔っ払い
その向かいには自身の両手をはたいているAの姿、詳しく言うと鬼の形相のAだ
「ここはお触りパブじゃねーんだよクソジジィが。そんなに触りたきゃここには来ない事だね」
見下ろしながら吐いた言葉、めちゃくちゃ口悪い。
銀「どうかしたのか?」
「あぁ、坂田さん、少々こいつが調子に乗ったからな。酔えば何でもしていいわけじゃない事を教えたまでさ」
どうやらセクハラをされたらしい
銀「にしてもやりすぎじゃねーか?...お妙と変わんねェか」
登「その2人が異常なんだよ!」
いくら反射神経で強い力が出たとは言え男を数m先の壁まで投げつける力が彼女にあるとは驚きだ
キ「イイカオ前ラ!ココハ酒ト健全ナエロをタシナム店、ソンナアバズレヨリ私ノ方二シトキナ!」
着物を着崩しウインクするキャサリンだが相手にするものは誰1人いない
キ「テメーラフザケンジャネーゾ!!」
___
「また来てくださいねー」
最後の客を返したスナックお登勢、店に残るのはお登勢、A、銀時だ
登「ほどほどにしときな」
銀「わーってるって、ほらコップ」
カウンター席に座ったAと銀時はこれから飲むらしく2つのグラスと酒瓶がある
「あぁ、悪いな坂田さん」
銀「あーそれ、やめろ」
Aからグラスを奪いそう言う
当の本人はなんの事か分からず首を傾げる
銀「その坂田さん呼び、これから酒飲むってのにそれじゃだめだろ」
「...ふふ、そうだな、銀さん」
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わか(プロフ) - 華さん» 華さんはじめまして、コメントありがとうございます!そう言って頂けて幸いです。更新頑張らせていただきます...!´`* (2021年2月8日 7時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
華(プロフ) - わかさん» はじめまして!楽しく読ませて頂いております!次回更新楽しみです!! (2021年2月7日 23時) (レス) id: ab4f0db506 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - ちゃちゃさん» ちゃちゃさんありがとうございます!最近は調子がいいので今のうちに沢山更新しますね´`* (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
わか(プロフ) - 光華さん» 返信遅れてごめんなさい(TT)ありがとうございます頑張ります〜!! (2021年1月23日 13時) (レス) id: 680e3bc541 (このIDを非表示/違反報告)
ちゃちゃ(プロフ) - いつも楽しく見させてもらってます!もう最高です! (2021年1月23日 9時) (レス) id: f790642b1e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:わか | 作成日時:2020年11月27日 7時