俺達が守るｰ43ｰ ページ47
〜貴方side〜
「月島、うるさい」
月島の鼻をかけるような笑いに、私は自然とイラッとする。
「(人1)様、本当に白崎様をこの屋敷におくつもりですか？」
「私はそのつもりだけど、最後の決断は、白崎が出すことだしな〜」
そう言いながら、セバスチャンと私は白崎を方を見る。
白崎はと言うと何も言わず、ただ静かにコチラを見るだけ・・・
「セバスチャン、どうしよ・・・白崎何も言わない・・・」((ﾎﾞｿｯ
「いや、私に言われても困ります」((ﾎﾞｿｯ
月島を含めた6人は、ただ黙ってご飯を食べている。
「と、とりあえず！私達もご飯を食べようー！
な！セバスチャン！！」
「そうですね！すぐにお持ちします」
セバスチャンは、慌ただしく私の分の食事を用意し、こちらを見る白崎の視線を感じながら、私は居心地の悪い朝食をとった。
そして夕方。
「それで？屋敷の裏なんかに呼び出してどうしたんだよ・・・白崎」
「朝の提案の件だが・・・」
「うん」
「お前さえ良ければ、住む場所などが決まるまで世話になりたいと思う。」
「え！？まじで？！」
正直な所、断られると思っていたため、白崎のその言葉には本気で驚いた。
「あぁ、これから世話になる」
「おう！あ！それとな！」
私は胸ポケットから1枚の髪を出し、白崎の前に広げる。
「なんだ、それは・・・」
「これは、白崎家の財産みたいな？」
「財産？俺には、もう何もない」
「それがあるんだよね〜ここを見て見て！」
指を指しながら、白崎に紙の中をよく見せる。
「え・・・これ・・・」
「いや〜私も、もしかしたらと思って調べてみたらさ、なんと！白崎の執事さんが色々裏でやってたみたいだよ？」
「どうして・・・」
「今、その執事さんをセバスチャンに探させてるから、もう少し待っててね！」
白崎の目にジワリと涙が滲む。
私は黙って、白崎の頭を撫でながら「大丈夫だぞ〜」と言い続けた。
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奏音 - スミマセン！奏音と申すものです！この作品を一から読ませていただいたのですが、なんか、もう、好きです！(?)私もいずれこんな物語をかいてみたいと思う一方です…！ 唐突で申し訳ないのですが、タカの鳥様のイメ画を描いてもよろしいでしょうか…？ (2020年5月4日 23時) (
レス) id: e60440e848 (このIDを非表示/違反報告)
パズル - 面白かったです。更新頑張ってください^_^ (2018年2月12日 23時) (レス) id: 1543f397dd (このIDを非表示/違反報告)
闇雲@菅さんは我の嫁 - とても良かったです！！セバスチャンのノリが案外良かったので、驚きました！！更新頑張って下さいね！！期待しています☆ (2018年1月23日 20時) (レス) id: 31a5141faf (このIDを非表示/違反報告)
ユピノン(プロフ) - なつさん» 楽しみにして頂いて嬉しいです！ありがとうございます！これからも宜しくお願いします！！ (2018年1月14日 20時) (レス) id: 43edebc781 (このIDを非表示/違反報告)
ユピノン(プロフ) - 秋桜さん» 名前が違いますが、タカの鳥です！コメントありがとうございます！これからも頑張って更新していきますので、応援宜しくお願いします！ (2018年1月14日 18時) (レス) id: 43edebc781 (このIDを非表示/違反報告)
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