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守ると-過去- ページ28

僕達があの光景を見てから2時間位が経過した時、主人の部屋から赤葦さんが出てきた。


「遅かったですね赤葦さん。何かあったんですか?」





いかにも何も見ていないかの様な口ぶりで僕は、たんたんと言葉を並べる。





「いいや。別にたいした事じゃ無かったよ。」((ニコッ

「そうですか。」




そう言いながら見せた赤葦さんの笑顔は、とても疲れきっているように見えた。





木兎さんと黒尾さんはと言うと怒りすぎ疲れて寝ている。





「木兎さん、遅いって怒ってましたよ。」

「アハハ....この人はそう言う人だから。迷惑かけてない?」

「黒尾さんが頑張っていたので、僕は何もしてませんから。」

「そうなんだ....後で黒尾さんにお礼を言っておかないと。」





そんな他愛もない会話も日が経つにつれて減ってきていた。









そして何時からだろうか.....









毎日の様に赤葦さん、木兎さん、黒尾さん、そして僕の順番で主人に呼び出されては、









体で遊ばれる様になったのは。









僕達が嫌がるのを見て楽しむ主人の黒澤祐介を恐ろしく思う様になったのは。









そんな日が2年続いた、ある日のこと....









僕達は黒澤家から出ていく事になった。









そして、またオークションにかけられ売られた。









あの時、









僕達を追い出した時、









主人である黒澤祐介が言った言葉が呪いの様に頭に残っている。









初めて会った時と同じあの笑顔で、









『君達の全ては僕が貰ったんだ。
君達は僕の物だ。いつか、また。君達を迎えに行く。それまで君達は......』









――――――僕の姿を思い出しながら生きて行くといいよ。




っと......

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タカの鳥(プロフ) - 副兵士長さん» ありがとうございます!!何だか照れちゃいます///宜しければ続編の方でも感想聞かせて下さい!!お願いしますm(__)m (2015年12月22日 21時) (レス) id: e386de45cc (このIDを非表示/違反報告)
タカの鳥(プロフ) - 朱音さん» お待たせしました!!続編作りました(^O^)是非読んでください!! (2015年12月22日 21時) (レス) id: e386de45cc (このIDを非表示/違反報告)
タカの鳥(プロフ) - 桜夜さん» 続編作りました(^O^)どうでしょうか?これからも、頑張っていきますので宜しくお願いしますm(__)m (2015年12月22日 21時) (レス) id: e386de45cc (このIDを非表示/違反報告)
タカの鳥(プロフ) - れなさん» 携帯から、わざわざありがとうございます!!続編も宜しくお願いしますm(__)m (2015年12月22日 21時) (レス) id: e386de45cc (このIDを非表示/違反報告)
タカの鳥(プロフ) - hikaruさん» 待ってて下さりありがとうございます!!作りました(^O^) (2015年12月22日 21時) (レス) id: e386de45cc (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:タカの鳥 x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2015年12月9日 23時

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