6.離れたら… ページ7
.※話が多いです
ニール「…、……、A」
『ん…ニール…お兄ちゃん……ごめん…寝ちゃってて…』
ニール「ったく、お寝坊なお姫さんだな」
『…ごめんなさい…』
ニール「怒ってねぇよ、からかっただけだ」
?「あのー、そろそろいいかい?お二人さん」
ビクッ
他の人の声に気づきニールお兄ちゃんの後ろに咄嗟に隠れた
ニール「悪いな…遅くなっちまって、この子が連絡したAだ」
?「ほぉ、この子が…」
『おじさん…誰?』
イアン「俺はイアン・ヴァスティだ。お前さんは?」
イアンさん…
『…A…A・アネモン…です…』
イアン『Aか、いい名だ。これからお前さんの世話をする。よろしくな』
『お世話?ニールお兄ちゃん?』
ニール「俺も用事があったりするからな、この人に頼んだんだよ」
『…』
イアン「…まぁ、ずっと離れるわけじゃない。今は少し忙しい時期でな」
『ゃ…やだ…お兄ちゃん、行かないで…!』
ニール「A…」
『ひとりはやだ…怖いよ…やだ…やだ…!』
イラン「お。おい!」
ニール・ディランディは、それを止めAに近づいて行った
ニール「A…大丈夫だ…俺はここにいる…大丈夫だ」
『怖い…また…また居なくなっちゃう…父さん…母さん…エミリ…ニールお兄ちゃん…お兄ちゃん…っ…』
また…いなくなるのは…いやっ…お兄ちゃんたちまで…いなくなるの…やだっ…
ニール「俺はいなくならねぇよ…落ち着け…大丈夫だ…ここにいる」
ニールお兄ちゃんは、そう言ってまたあの時みたいに抱きしめてくれた…
『…っ……お兄…ちゃん…』
頭がいっぱいいっぱいで意識を手放した
___________
ニールside
イアン「どいうことだ?詳しく聞いてないから分からんが…」
ニール「俺がた街の近くでテロがあってな、こいつの家族達が巻き添えを食った…その中で偶然見つけてな…ほおっておけないと思って…連れてきたんだよ」
イアン「そうだったのか…ならもっと事情を詳しく言わんか!!」
ニール「悪いな…おやっさん…急遽だったんでな
それに…こいつは…」
イアン「…」
ニール「…まだ幼い…俺から見ちゃな……小さなガキに…植え付けちゃいけねぇんだよ…」
イアン「お前さんの意気込み聞いたら、俺は何も言えねぇよ…ったく…
今後についてだが…」
…
ニール「じゃ、それで頼むわ」
イアン「了解した。頼むぜ」
さてっと…
お姫さんを部屋につれてかねぇとな…
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作者名:桜澤 | 作者ホームページ:http://sakurazawa1108/8901love
作成日時:2019年6月14日 5時