12.迷子 ページ13
館内を散歩している時、ハロがたくさんいた
『ハロがいっぱいいる！』
オレンジ以外にピンク・水色・緑・紫のハロがいた
抱っこして遊んでたら逃げちゃって追いかけた
『待ってハロ！遊ぼうよ！』
ハロ「オイカケッコ、オイカケッコ」
追いかけて遊んで回った
たくさんグルグルして遊んでたら迷子になっちゃった
『あれ……ここどこだろう』
通路を沿って進んでいくと行き止まりでそこまでいったら下部がいきなり空いて落ちてしまった
『きゃぁっ！』
真っ暗な中に落ちてしまってもどり方がわからなくて手を伸ばせば届くと思ってたけど短い手じゃ届かなかった泣
手を止めて考えていると、周りが赤く光り出す
『な、なに…？！』
ﾄﾞｸﾝ…
ぁ……何……頭の中に、何か流れてくる……
何かの文字？……分裂して…何かの……
ニールお兄ちゃん…？さっきの紫の髪の人…硬めの人…あれ、この人……あ、夢で見た子と似てる…
頭痛と共に頭の中に流れ込んできている何かに引き込まれて…
ハロと誰かが入ってきて、引っ張り上げられた感覚はあったけど
プツンとそこで記憶は消えた
〜ニールside〜
俺が今何しているかだって？
ハロがAと追いかけっこしている途中にいなくなっていたことに気づいて教えにこられてAの捜索中だ
ったく、目を離すとすぐにどっか言っちまう…どっかの猫かっての…
しばらく探し回っていたら、ハロとティエリアが一緒にいて腕にはAが気を失って眠っていた
ニ「ハロ、ティエリア」
テ「自分で連れてきたなら自分でしっかり管理をすることだ。もしスパイなら排除することも厭わん」
いやに釘刺してきやがって…
ティエリアからAを受け取り部屋に戻った
手当は終わっているようで安心した
顔色もいい
ベッドの横に座り撫で、目が覚めるのを待った
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 14人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：桜澤 | 作者ホームページ：http://sakurazawa1108/8901love
作成日時：2019年6月14日 5時
