【ガンダム00】題名未定 (ページ11)

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10.フラッシュバックページ11

『す…す…すめ…り？』

ニ「スメラギさんで大丈夫だ」ﾎﾟﾝﾎﾟﾝ

『！うん…あ、す、スメラギさん、宜しくお願いします』

知らない人達が皆見ていて怖くなって、ニールお兄ちゃんの後ろに隠れた

ニ「……詳しい話は後でもいいか？こいつを休ませてやりたいんだ」

ス「わかったわ」

『わっ…お兄ちゃん…(ﾋﾟｮﾝﾋﾟｮﾝ)わっ、は、ハロ？』

「A、A、ﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞ、ﾀﾞｲｼﾞｮﾌﾞ」

ニ「ｸｽｯ…ハロにまで心配されちまったな？お姫さん？」

『大丈夫、ニールお兄ちゃん、ありがとうハロもね』

そういうと、苦笑いされて頭を撫でられて、ハロは耳？をパタパタして返事をしてくれた

その後はハロを抱っこして一つのお部屋に連れてきてもらった

ニ「一応ここがお前さんの部屋だ、俺の部屋の隣だから何かあったら隣に来ればいい
　ハロはもう少し待っててくれな」

そう言って扉を閉めた

何もない部屋、何の匂いもしない

家族との写真も、思い出の物も…全部焼けてしまった

『っ……うぅ…ｸﾞｽ……お父さん、お母さん、エミリ……』

デスクの近くにある椅子に座り、ずっと泣いて…その後は覚えてない

ーニールsideー
Aを部屋に置いて、集まっている部屋に俺は戻ってきた

ニ「悪い遅くなった」

ス「問題ないわ。それで、あの子のことに関して教えてくれるかしら？」

俺は頷き、会うまでの状況、その後の状況など説明した

ス「…そうだったの…」

少し考える素振りを見せ、俺と同行であればOKであることを許可してもらった

怪我もあるため、処置をすることも頼みAの部屋に様子を見に行った

中に入ると、デスクの上で突っ伏して寝ていた

(赤い…泣いたのか……我慢させちまうとはな…)

抱きかかえベッドへ連れて行こうとしたが、しがみ付いて家族を呼んでいた
俺は背中をさすってやることしかできない…家族を戻してやる数部はないからな…

そうこうしているとフェルトとクリスが治療ボックスを持ってきた
後も任せその場を後にした
(ニールside終了)

Aside
『ん……ぁ…』

私…寝ちゃってた………

？「あ、目…覚めた？」

？「本当？！フェルト！…よかった…後もう少しで手当が終わるから待っててね」

『け…が……っ』

あの瞬間がフラッシュバックして飛び起きた
周りの物が散らかったみたいだけど、考えられなかった

フェ「だめ！…傷開いちゃう」

『母さん、父さん…エミリ……』

みんなを探さなくちゃ……