俺はあんたのために！！ (ページ15)

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イベント＞七夕③ ページ15

相澤side

ﾆｬ～ﾝ

相「やっぱりここにいたか」

『……』

Aは返事をしない

相「開催者はお前なんだ、最後まで責任持ってやれ。不合理極まりないぞ」

教師は中途半端で生徒放り出すんじゃねぇよったく
イベントっつっても、生徒の気を紛らわせて力にさせる為の
計らいだろうと俺は推測している

『こんな顔で行けるわけないじゃないですか…』

相「あ？んで、いけねぇんだ。腹でも下したか？」

俺は話を紛らわしつつ隣に座って猫たちを愛撫している

『そんなことしとらん…下したらここに居らんし…』

こいつは東北から雄英に来たと言っていた…慣れ親しんだ奴には素で出るらしい

『うち、相澤さんの短冊見ちゃったんよ…』

…あぁ、そういうことか…

相「そうか、ま、どうせ見られるし別にいいだろ。」

『よかないんよ！うちだって……』

相「俺も見たよ、お前の短冊。正直いやぁ…安心した」

『…ぇ？』

やっとこっちを見たな…

その顔は顔を真っ赤にしてまだ火照りがあるようだった

相「俺の心配をしてくれてんだなってさ」

『当たり前だで！大切な人が傷つくんもう見たくないんよ！USJの時だっｔ(ｷﾞｭ…ぇ…』

俺はAを肩に引き寄せ、優しく頭を撫でた

相「すまん…お前を不安にさせてしまったことは俺の失態だ…」

『だって…あの時は…』

相「言わんでいい…無理すんな…それに、もう治っている。問題ない」

あぁ…後遺症で継続時間短縮…インターバルが長くなる

『せんせ…相澤さん……もう1人せんでね…』

相「あぁ、しねぇさ。俺もお前を守るからな」

『…好きです…相澤さん…』

っ……こいつは…

相「…あぁ……俺も……好きだ…」

こいつには敵わねぇな…

そう思いつつ…Aが顔を上げた時自然に俺たちの影は重なっていた

　流れ星に

　俺は私は
　星に願う

［あいつが…］［彼が…］

［［これからもこれまでも

　 …幸せがともにありますように］］

芦「なんかいい雰囲気だねぇ♪」

麗「きっといい関係になると思わん？」

葉「そうだね、みていて和むよ」

梅「両思いって所かしら、お似合いねケロッ♪」

耳「早く戻ろ、男子たち置いて来ちゃったんだし」

八「そうですわ、ここは二人だけにして差し上げましょう」

女子生徒たちはこっそり戻って行った

ミ・マ「はよくっつけあんたら！！/お前等！！」

そして、ボヤく先生方だった