10.怪我と災難 ページ13
『はぁ…痛った…』
私はあまり目立ちたく無いため、裏からこっそり抜け出していたのだ…
あの時、緑谷くんが敵に叩かれそうになっていた時…とっさに風の壁を作り出した…
自分が傷つくのもいとわなかった…
『つぅか…転校初日にボロボロだもんなぁ…』
と言っても…この怪我じゃ帰れなさそ…
『仕方ない…少し休んでから行こ…どうせ…帰っても誰もいないんだ…』
そう呟き…公園の隅で…目を閉じた…
私の家には…誰もいないのだから…
＿＿＿＿＿＿＿＿
？side
トコトコ…
…今んとこ…変わったところはないな…
昼の敵の被害酷かった分…一段と静かだ…
いつでもこの調子でいてくれりゃぁいいんだがな…
そう思っていると公園の方から声がした…
？「誰かいるのか…」
ビク
近づいてみると…子供？…中学生くらいか…
…にしては傷だらけだな…
？「ここで何してる…」
『っ…休んでた…傷…痛いから…』
…泣いている？…ここに放っとくわけにもいかねぇ…
相『お前、名前は、俺はイレイザーヘッドだ』
『A…四季…A…』
相『A、お前、家はどこだ。親御さんも心配してんじゃねぇのか？』
『いない…』
いない？
相「出張とかか？」
『ヒーローの仕事で…』
あぁ…そう言うことか…
相「…もういい…無理に聞いて悪かった……」
ｸﾞｲｯ
袖を引っ張られなんだと言おうと思ったが言えなかった
『もう少し…一緒にいて…ください…』
怯えた目で…俺の方を見ていた…
相「はぁ…」
ため息をつきそいつを抱き上げる
ここに一人は危ないからな…一旦俺の家に連れていく
相「傷、痛てぇんだろ。手当てするから黙って大人しくしてろ」
『……うん…』
しばらくして家路につき中で手当てをしていく
背中の打撲…これは切り傷か…どんだけ怪我してんだこのガキ…
ガキっつっても中学くらいか…
にしては、かなり幼い言い方だったな
目が覚めたら、早く帰してやんねぇとな
そう思いつつ応急の手当てを施し、包帯を巻いて行く
そう思いながら、俺も眠りについた
もちろん怪我人を変なとこで寝かせねぇよ。
ベッドで寝かしてる。傷が開いちゃ、合理的でもなんでもねぇからな。
俺はもちろん、寝袋だ。
続く
※桜澤です。
話の作り方下手ですみません…
アニメを主で見て作っていくのでよろしくお願いします！
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桜澤(プロフ) - 琥珀さん» コメントいただきありがとうございます。更新は不定期で思いついた瞬間に更新していきます。訂正もその都度行なっておりますので、今後ともどうぞ宜しくお願いいたします。 (2018年6月25日 3時) (
レス) id: 693fb22455 (このIDを非表示/違反報告)
琥珀 - とても楽しいです！(*＾▽＾*)更新楽しみにしてます頑張ってください (2018年6月23日 21時) (レス) id: 916e8c1e66 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：桜澤 | 作者ホームページ：http://123456789
作成日時：2018年5月28日 0時
