番外編5 ページ21
あれから数年俺は鬼を50人切って柱になった。屋敷も御館様に頂いた。
暫く日にちがすぎた頃に御館様から
「実は隠達の住むところを聡の所に出来ないかい?」
『隠達のですか?』
「うん、隠の人数が増えてきてね。もちろん、その分屋敷を大きくするよ。」
『もちろん、構いませんよ。しかしながら、御館様、私はあまり屋敷にいないため少々、荒れているのですが…』
「構わないよ、ありがとう。」
そう言って、一気に行くのは大変だから3等分して15人ずつ行こうとなった。
実を言うと俺も約3ヶ月ぶりの我が屋敷なのである。
『ちょっと荒れてるかもだけど、許してね。』
「いえいえ、柱様の家に住めるのはとても嬉しいです。」
『そう?』
ギー
……
( ˙꒳˙ )oh......
庭は雑草でボウボウ
屋敷はあまり使ってないのに、くすんでいる感じがする。
『…まぁ住めなくはない……多分』
あれ?
隠達から声が
「柱様…いえ…聡様、掃除はいつしましたか?」
『あっ、そういえば、屋敷貰ってからしてないな。』
「……まず、部屋に入る前に。皆の者掃除じゃーーー!!!!!!」
「「「おーーー!!!!!!」」」
数時間後
『うわぁ、綺麗だ!!ツルツルだ!凄い!』
「これでも、嫁修行していた身なので。」
「大工の家庭でしたので。」
「綺麗好きですので。」
「庭掃除が趣味なので。」
『そっか、君たちがいるから屋敷も綺麗なまま保つね。』
「あっでも、なるべく自分で掃除してくださいね。」
『ぇ━(*´・д・)━!!!』
「その代わり、ご飯は作るのでちゃんと帰って来てくださいよ!」
『はーい!』
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー隠達side
俺達は
剣術に恵まれなかったもの
呼吸 を習得出来なかったもの
が多い。
そんな俺達はこれから 鏡柱 桑島 聡様の屋敷で暮らすことになる。
柱様はとても優しく恵まれなかった俺達を嘲笑うことなく接してくれる。ここでの生活が楽しみだ。
『ちょっと荒れてるかもだけど、許してね。』
「いえいえ、柱様の家に住めるのはとても嬉しいです。」
『そう?』
ギー
門を開けると
庭は雑草でボウボウ
屋敷は暗く感じる。
『…まぁ住めなくはない……多分』
いや、これは
「柱様…いえ…聡様、掃除はいつしましたか?」
『あっ、そういえば、屋敷貰ってからしてないな。』
おい、柱
「……まず、部屋に入る前に。皆の者掃除じゃーーー!!!!!!」
「「「おーーー!!!!!!」」」
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RAKUDA(プロフ) - わかなさん» コメントありがとうございます。更新頑張ります。 (2021年2月27日 15時) (レス) id: 0187c2e185 (このIDを非表示/違反報告)
わかな(プロフ) - 番外編も楽しんで読ませていただきました!更新チェックしているのでよろしくお願いします(^ ^) (2021年2月27日 14時) (レス) id: e834501f64 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:RAKUDA | 作成日時:2021年2月19日 12時