運動音痴なの忘れてた ページ6
ジミンちゃんとテテと一緒に朝ご飯が
食べれるなんて。
幸せすぎる。
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朝食を食べ終わり、少し経つと
みんなで練習室へ向かう。
今日はダンスの練習らしい。
ダンスの先生らしき人がこう言った。
先生「よしお前達、通し練習するぞー」
ん？通し練習？
私聞いてないぞ。
「ちょっと、ヒョン、聞いてませんよ！」
JH「何言ってんの。昨日聞いたじゃん。」
JM「まぁ、ジョングギは完璧だもんねー」
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先生「じゃあ、通すぞー、1、2、3、」
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TH「ジョングギ？」
RM「ジョングガ？」
先生「おい、ジョングク...どうした？」
まずい、まずい、踊れない。
私は出だしからグダグダ。
まったく揃ってないし、振り付けもさっぱりだ。
そう。私の推しのジョングクは
ダンスが上手い。
私は、運動音痴。
運動音痴なの忘れてたぁぁぁぁぁあ！！
JM「ジョングギ、どうしたの？
具合でも悪いの...？」
みんなが心配そうな顔をしている。
どうしよう。
「そそそそうなんですよー笑
朝から具合悪くて...、、」
おそるおそる言って、みんなを見る。
いや、グクはそんなこと言わない。
言うわけない。
「.......すみません。ちょっと1人で
練習してきます…。」
そう言い放って、勢い良く練習室を飛びだす。
勢いで出てきちゃったけど、
これからどうしよう。
ジョングクと入れ替わったってことは
テレビに出なきゃいけないし、
コンサートだって、練習だって...
あぁ、私には無理難題すぎる。
だって、ただのポンコツ日本の女子高生だよ？
そう思うとだんだん寂しくなってきた。
そうだ、某人気アニメ映画 〇の名は。で、
なんか紙に書いとくと相手に状況が
通じるってやってたよな...
私は近くにあったコピー用紙を手に取ると
近くのテーブルに座って、
ジョングクさんへ
こんにちは。私はさかぐち ほたるといいます。
日本に住んでいる高校3年です。
私は運動音痴です。ダンスができません。
たすけてください。
ほたるより
我ながら頭悪そうな手紙だ。
部屋の机にでも置いとくか。
なんか、眠くなっちゃった。
_______________
続く
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作者名：川瀬 はる | 作成日時：2019年1月10日 17時
