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5.父親 ページ6
JMside
JM「ジョングガ...？」
JK「っ、...ぐすっ、」
泣いてる？
JK「...ヒョン...僕、やっぱり」
JK「父親になれなかったっ...」
そういって涙をこぼすジョングガ。
僕はたまらず彼を抱きしめた。
JM「大丈夫だよ。Aもそんなこと
思ってない。ただ、気が動転して
言っちゃっただけなんだよ。」
JK「...ふ、っヒョン...ジミニヒョン...、」
なんだ。ジョングガも子供じゃないか。
僕の頭に幼いときのAがよみがえる。
ジョングガと手を繋いで歩くA。
少し後ろからそれを見る僕。
Aを愛おしそうに見るジョングガ。
綺麗な夕焼け。
『パパ！』
JK「なに？A。」
Aにパパ、と呼ばれる度に嬉しそうな
ジョングガ。
どの親子より幸せそうにみえた。
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作者名：川瀬 はる | 作成日時：2019年1月8日 2時
