赤井家のメイドさん。リターンズ！【赤井/降谷】

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「降谷君なら大丈夫だ」

「…でも…私をかばったせいで…零さんに何かあったら…」

「大丈夫だよ、A。彼ほど優秀な捜査官もいない。君が心配しなくとも、うまくやるさ」

「…はい…」

「何も知らないというのは逆に怖いだろう。きちんと説明をするから、聞いてくれるか？」

「…お願いします…」


それから、Aに組織のことを簡単に説明をした。
彼らはコードネーム持ちという組織の幹部であること。また、降谷君もバーボンという名で彼らの側にいることなど。

そして、これからのことも。


「ジンがなぜAの名前を知りたがったのか…君によく似た知り合いがいるのか…その辺りは俺達で調べてみるから、Aは今まで通りの生活を送ってくれ」

「…はい…ありがとうございます…」


こくりと頷いた小さな頭を撫でて、優しいキスをひとつ落とす。


「Aにはたくさんの騎士(ナイト)がついてるからな。何の心配もいらないよ」


俺の言葉に目を瞬かせたAは、ようやく淡い笑みをこぼした。


「…そうでした。私は幸せ者ですね」

「そうさ。…もちろん一番の騎士は、俺だけどな」

「ふふ。そうですね」


微笑むAに、もう一度キスをして。
そのぬくもりを、再び両腕に抱きしめた。
絶対に、離さないように。





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こんにちは、ぱぱんだです。
今年最後の更新になるかと思いますので、ひと言ご挨拶を。

ノロノロ更新にも関わらず、たくさんの方に作品を読んでいただけたり、優しいお言葉をもらったりととても幸せな一年でした。

これからもこんな調子ですが、ちまちまと更新していきますので、ぜひ引き続きご覧になっていただけたらと思っております。

来年の抱負は、メイドさんの完結と警察学校組を何らかの形で書きたいな〜と思っているので、そちらの方も作品にできるよう頑張り…ます(笑)←

そんなわけで(どんなわけ。笑)
来年もどうぞよろしくお願いいたしますm(_ _)m

それでは皆様、よいお年を…！


2018.12.30 ぱぱんだ

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