検索窓
今日:42 hit、昨日:20 hit、合計:184,833 hit

【花】おあずけ ページ3

※2の方でやや裏表現あり(R15くらい?)
※するとかしないとかそういう話
※苦手な方はご注意を
※本編後日談





本日は、ひょんなことから工藤邸にお邪魔しています。
まぁひょんなことといっても、単に昴さんがどんなところに住んでるのか…みたいな話から、週末遊びに来てくださいというお誘いを受けて、今に至る。

「これで終わりだな」

工藤邸だしもう夜ということもあって、昴さんではなく秀一さんの格好で、彼は夕食の皿を拭き終わった。

「こっちもコーヒーできました」

食後のコーヒーを用意していた私は、リビングのテーブルにコーヒーを置いてキッチンへ声をかける。

「悪いな」

「こちらこそ、夕飯ごちそうさまでした」

並んでソファーに腰かけて、まったりとした時間を過ごす。
とても幸せなひとときに、絶えず笑みがこぼれる。

「でも秀一さん、コーヒーでよかったんですか?」

確かうちに来るときは、よくお酒を飲んでいた気がする。
この工藤邸にも、彼の好きなバーボンが何本か置いてあるのを見た。

「…ふむ…それは誘いととっていいのか?」

「…え?」

誘い?なんの??

首を傾げると、するり、と彼の腕が伸びてきて、腰を引き寄せられた。

「しゅ、秀一さん…っ?」

一気に縮まった距離に、ドキドキしながら彼を見上げれば、熱を宿したモスグリーンの瞳がじっとこちらを見下ろす。


「酒を飲んだら、お前を送れなくなるだろう…それでも構わないということだな?」


「…え、えっ?あ、そういう…」


意味か、と理解したときには、私の体はソファーに押し倒されていた。


.

【花】おあずけ2→←【花】最強の人2



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.7/10 (178 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
404人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

ぱぱんだ(プロフ) - grenouilleさん» いつもありがとうございます(*^^*)そうなんです、作品数が増えてきて自分でもわからなくなってきて(笑)ついにまとめました(*^^*)これからも可愛い夢主目指して頑張ります! (2018年5月17日 12時) (レス) id: 0dfef02039 (このIDを非表示/違反報告)
grenouille(プロフ) - ぱぱんださんの作品は大好きだから全部読んだと思っていたら、今朝、まとめてくださってたので、こちらを見つけられました!花・海シリーズも優男も本当に大好きです!ぱぱんださんの夢主はほんとにかわいいです!忙しいでしょうけど、今の作品も応援してます^ ^ (2018年5月17日 10時) (レス) id: 9364f4193b (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱんだ(プロフ) - 笑顔の似合う少女。さん» 有り難いお言葉ありがとうございます!寂しいだなんて…!頑張ります!(笑) (2018年2月8日 18時) (レス) id: 0dfef02039 (このIDを非表示/違反報告)
ぱぱんだ(プロフ) - 湯葉さん» ファンだなんてありがとうございます…!そしてリクエストもありがとうございます。例の発信器ですね(笑)かしこまりました!ぜひ、書かせていただきます! (2018年2月8日 18時) (レス) id: 0dfef02039 (このIDを非表示/違反報告)
笑顔の似合う少女。(プロフ) - 番外編の続編も悪くないと思います!むしろ、このまま終わっちゃうのは、寂しいです(笑) 続編、作っていただけると嬉しいです! (2018年2月8日 18時) (レス) id: c8e9e68a05 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:ぱぱんだ | 作成日時:2017年11月11日 11時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。