今日:25 hit、昨日:21 hit、合計:77,272 hit
小｜中｜大
匂い 5 ページ12
『お、おじじ……』
「……君たちね、TPOは、弁えよっか…」
そりゃそう言われるに決まってるよね。
前の閉まっていない服と、そこから見える噛み跡と、その格好で抱きしめられる私と、
私を抱きしめて離さないRasさん。
「おじじ、はやくでてって。俺めぐちゃんを味わうから。」
「あぁ……うん、今出る……」
なんてものを見せつけてくれるんだ、という顔でトボトボ出ていったおじじ。
なんだか申し訳ない。
『あのねぇ…Rasさ』
ちゅっ。
短いキスが額に降ってきた。
何事かとRasさんの顔をバッと見たら
幸せで幸せで堪らないというような顔で
「俺、めぐちゃんのこと離さないから。」
人の話聞かないなこの人。
…でも、まぁ愛されてるし、いっか。
『……離れるつもりなんて、ないからね』
その言葉を聞いたRasさんは、また勢いよく私を強く抱きしめる。
絶対に離してなんかあげないから、覚悟してよね、Rasさん。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 639人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「CR」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：めぐ | 作成日時：2022年4月18日 23時
