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悪?2【日常組】 ページ4

pnt「じゃ、じゃあ!じゃあ誰なの!君は!」

???「あぁ、そういえばお前はオレのことを
知らないんだったな。
…オレはもうひとりのお前だ。」

pnt「もう1人の…俺?」

一体どういうことだ?
俺がもう1人?
…目の前にたってるコイツは……俺ってこと?

???「まぁ、混乱するのは当たり前か。
じゃあもう少し詳しく話そうか。
…オレはお前自身の闇を抱える別人格。
そして、ここはお前の意識の空間。
…夢の中だ。」

pnt「別人格…?…俺、二重人格ってこと?」

???「そうだ。お前は【ぺいんと】という
人格と【オレ】という人格がある。」

信じられない。
確かに二重人格、多重人格っていうのは
聞いたことあるから知ってたけど
まさか自分がそれだなんて
思ったことも無かった。
…そう言えば、多重人格者って自分が
別の人格を持っていることを認知してない時があるって前何かで言ってたような…
俺もその中の一人ってことか。

俺が二重人格っていうのは分かったけど、
まだ一つわかってないことがある。

pnt「…ここは夢の中なんだよね?
どうして別人格であるオレがここにいるの?」

???「簡単な話だ。…俺が呼んだ。」

pnt「…何で?」

???「……お前に忠告しに来たんだ。」

pnt「忠告?」

一体なんのことだろう?

???「もう無理して笑うのはやめろ。
辛かったら誰かに頼れ。抱え込むな。
素直になれ。素直になったら…楽になれるぞ?
それに仲間だっt」

pnt「無理して笑う?何の話?」

意味が分からない
何言ってるんだろ、コイツ。
俺はオレ自身のことよく分かってないんだね。

???「しらばっくれんな。
…俺はオレ自身のことは良く知ってる。
だから、お前の過去だって…」

pnt「僕は無理して笑ってなんかしてない。
抱え込んだりなんかしてない。
それに死神くんやクロノアさんは
裏切ったりしないって信じてる。」

そう告げた後に見た、目の前のオレは
少し寂しそうで。

???「分かった。主人格のお前が
それを望むと言うなら、俺は止めない。
…どうせ、この記憶も忘れるんだ。
目覚めるとともに、全て消える。
…忠告はしたからな。
後でどうなっても…オレには関係ない。」

彼がそう言うと同時に意識が薄れていき…



続く。

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作者名:酸素不足気味。 | 作成日時:2019年1月31日 21時

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