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A ページ3

私は、安吾さんが軽く梳かしてくれた髪を簡単に結んで朝食を食べた。

勿論、作ったのは安吾さんである。

週替わりで作ることにしたのだけれど、結局私が毎朝起きられないせいで毎日安吾さんが作る羽目

になっている。

因みに、今朝はお味噌汁、だし巻き卵、白米、塩鮭、トマトが可愛いサラダというメニューだっ

た。

「流石安吾さんです。美味しいですねぇ。朝からこんなに美味しいご飯が食べられるなんて。」

毎朝食べているのに、何時もほっぺが落ちるくらいに美味しいのだから仕方ない。

安「味わってるところ申し訳ないですが、急いで食べちゃって下さい。洗い物はしときます。

Aは出掛けるまでが長いんですから。」

「・・・はい」

ちゃっちゃと朝食を食べたしまってから急いで準備を始めた。

今日は本当に暖かい。

少し薄手のものを着ても寒くはないだろうという感じの日である。

メイクが苦手だから、極力薄くメイクする。

私の髪は基本、ストレートなのだが朝起きるとあれ?って言うくらいぼさぼさになる。

でも、櫛を入れればちゃんと真っ直ぐになってくれる。

白地に薄く赤で桜のような花が入っているワンピースに灰色のカーディガンを羽織る。

因みに髪は下ろしたままだ。

買い物と言っても買うのは私ではなく、安吾さんだ。

だから、鞄は必要ない。

姿見の前でくるっと回って確認する。

丁度安吾さんがエプロンを着けたまま、手をふきふき来た。

安「今日はわりかし早く終わりましたね。」

「はい。着るものが決まってましたから。どうですか?」

 そう言ってもう一回まわる。

安「いいと思いますよ。でもそれだけじゃ寒いと思うので何かもう一つ着ていって下さいね。
 
  僕も急いで用意しますね。」

 安吾さんは微笑みながらそういった。

「はい!」

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卯月師走>>翡翠様 - コメントありがとうございます。プロフィールなかったので載せておきました。応援ありがとうございます。 (2018年6月3日 23時) (レス) id: f45b803d55 (このIDを非表示/違反報告)
翡翠(プロフ) - えっと、これは主人公が安吾さんの奥様でよろしいですかね?面白い作品でした。これからも更新頑張ってください! (2018年6月3日 16時) (レス) id: afd32b2f38 (このIDを非表示/違反報告)
卯月師走 - お読みくださりありがとうございました。宜しければコメントをお願いします。 (2017年12月31日 11時) (レス) id: af6d51fe9f (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:卯月 師走 | 作成日時:2017年12月26日 19時

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