【銀魂】沖田にフラれる方法

Mission -２〔２〕 ページ7

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沖「ここ座れ」

『いやあの、私仕事中で』



土方ボスの頭鷲掴みから解放され
私を待つのは本来の女中の仕事



沖「早く」

『........ハイ』



ではなく、


心なしか機嫌の悪い沖田だった



沖「次、土方とじゃれたら罰金」

『ばっ、罰金！？』



罰がぶっ飛びすぎてないか！？


ってかじゃれてないし
そもそも仮にじゃれても

沖田には関係ないし


総じて罰金はありえない



沖「お前、俺の彼女だろィ」

『いや違う、私は認めてない』

沖「だから他の男とじゃれるな」

『ねえ聞いてる？無視なの？』

沖「お、このシューマイ旨ェ」



うん、聞いちゃいないな


沖「お前も食うかィ」




.............なんでこの男は、


私なんだろうか？



ただ手当しただけで、ここまで
その、執着？するもんかね



ハテ......



『なんで私なの？』

沖「あ？」

『彼女だよ、私じゃなくてもさ
　好いてくれる人いるでしょ？』



中身は別として、一応容姿は整ってるし


と思い、単純な疑問を投げて



＿＿＿＿数秒



沖「.........」



え、なんでそんな見つめる？
私なんかおかしなこと聞いた？



『あの、沖田？』

沖「ま、覚えてるわけねェか」

『なにを？』

沖「期待はしてなかった」

『だからなにを！？』

沖「うるせェ」

『むごっ！？』


なんなんだよ！

よくわからんことを言うから
質問し返しても答えてくれないし


挙げ句口にシューマイを突っ込まれる始末



...................ん？


こ、これは.............



かっ、間接キス！？



沖「おー、顔真っ赤だぜィ」


ウブかよ私！！



ってかこれもしや奴の好物じゃ！？
もう皿の中空っぽなんだけど！


沖「さて、いいもん見れたし、ごちそーさん」

『ひょ、ひょっほまへ！ (ちょっと待て) 』

沖「はいはい後で構ってやっから」



じゃない！！

結局奴の良い様になっただけじゃないか！



しかも無駄に謎が深まったし....




好きな食べ物横取り作戦、失敗！


次！！




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