あてうまおひめさま (ページ3) - 小説

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あてうま1 ページ3

今でも夢に出てくる。

暗くて寒い誰もいない部屋に1人でいる私。

母親のお見舞いに1人で行った帰り道に攫われて怖くて悲しくてずっと泣いている私。

急に部屋のドアが開いて入ってきたのは1人の男。

男「君が凛華ちゃんだね？僕は君のお母さんのお友達なんだ。」

貴「ほんとう？」

男「勿論本当だとも。僕はね君のお母さんを助けたいんだ。でもね、それには1つ条件があるんだ。」

貴「私は何をすればいいの？」

男「君にね、ある人と結婚して欲しいんだ。」

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作者名：はる | 作成日時：2017年4月3日 19時