これから日常になる ページ5
それから俺もシャワーを借りた。
夜…の期待なんてしてないけど、今日は。
でもなんかいつもより念入りに洗い髪を後ろで束ね風呂場を出た。
布団へ行くと、彼女は髪から水をしたたらせながら何か考え事をしている様子だった。
その横顔は何故か切なげで大人っぽかった。
こんな顔も出来るんだな、なんてみとれていると、彼女の漆黒の瞳がこちらを向いた。
その瞬間にいつもの幼い顔に戻って、笑顔になった。
『何見てんだよーっ笑』
小｢髪乾かさないの？｣
『んー？いつもこうだよ、自然乾燥！』
小｢駄目だよー風邪引いちゃうでしょ｣
そう言って俺は肩にかけていたタオルを彼女の頭に乗せ、後ろに座った。
『ふぇ？大丈夫だよぅ』
小｢だーめっ｣
わしゃわしゃと彼女の細い髪を拭いてあげる。
『うひゃー』
笑いながらもじっとしててくれる彼女は可愛い。
小｢髪綺麗だね｣
『んんーありがと〜』
小｢俺とか髪もう痛みすぎてて笑｣
『でも私、こやくんの長い髪好きだよ』
小｢趣味悪いー｣
『えー？そうかなーその髪型1番カッコいいと思う』
小｢ほんとに？笑｣
『うん、、あーでもこやくんだからかな？こやくんだからどんな髪型でも好きなのかな？』
はい、嬉しいこと言うー！
小｢Aちゃんは髪ずっとこんな感じ？｣
『小学生ときは長かったよ！膝ぐらいまであったもん』
小｢マジか、比になんねぇじゃん。笑｣
『でもその分背も小っちゃいから〜』
なんて、たわいない会話が1番幸せなんだよな。
今手にしたばかりのこの幸せを失いたくなくて。
これからどんな困難が俺らに降りかかるか分かんないけど、俺がこの幸せと彼女を守らなきゃ。
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ちぇり(プロフ) - 、さん» 申し訳ないです、ご注意ありがとうございます。修整しました (2019年12月30日 20時) (
レス) id: 8f5c1012d9 (このIDを非表示/違反報告)
、 - 外さないなら違反報告します (2019年12月29日 17時) (レス) id: 2973aae75e (このIDを非表示/違反報告)
、 - 前作からずっとオリジナルフラグ立っていますが違反ですから外して下さい。作品作る前にルールくらいちゃんと確認して下さい (2019年12月29日 17時) (レス) id: 2973aae75e (このIDを非表示/違反報告)
、 - オリジナルフラグ外して下さい (2019年12月29日 17時) (レス) id: e862b3d59a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちぇり | 作成日時：2019年12月29日 17時
