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どんなに俺が声をかけても
硝子と傑に馬鹿にされても
ビクともしないAを見て俺はこの世の終わりを悟った
「オレもうイキテイケナイ…」
膝から崩れ落ちようとしたその瞬間
俺の手がAの机に当たりガタン!と音が鳴る
「……ん」
音に反応したあと
少し寝ぼけたようなAと目が合う
「あれ」
「悟、おはよー」
「………は?」
「私とした事が寝ちゃってたのか」
ふわぁ、と欠伸をしながら伸びをするAの背景に映る笑いを堪えているのが丸わかりなアホ野郎2名
てか今はそんなことより
「A、怒ってんじゃーの?」
「ん?あー…」
それね、と欠伸で出た涙を拭きながら答えるA
不覚にもかわいい
「それに関してあ後で私もちょっとやりすぎちゃったかなって思って反省してたんだよね」
ごめんね、と少し舌を出して謝る
…アイツら、分かっててやってただろ
「オマエら、ブッコロス」
「「いやお前が元凶だろ」」
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面白い - 好きです!楽しませてもらいました!更新待ってます🎶 (8月7日 11時) (レス) @page9 id: 692c19161a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:シグレ | 作成日時:2023年8月5日 21時