【呪術廻戦】無気力マーベリック

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一般人と言っても友達が居なかった私
…しかも呪力関連じゃなくて単なる私自身の問題で。



基本無口・無表情・無気力の
顔が良い無の3大王と影で言われていたのを私は知っている




なんか部分的に褒め言葉入ってるの謎だよね

てか顔いいって言ってくれるプラスポイント
あったなら話しかけてくれても良かったじゃんね



私的に省エネって言って欲しいんだけど。
基本オールで成績良かったしね〜


皆がガヤガヤしている中
懐かしい景色を見て私は一人、過去を思い出していた。




…アハ、虚し〜



…………




｢ねぇA｣



一人で虚しさを感じていると
突然声をかけられた



『あ、せんせ。どしたの』



声の主は五条先生
相変わらずの目隠しと身長で大いに目立っていらっしゃる


片手をポッケに入れて手を振りながら
此方に近づいてくると




｢どう、楽しいでしょ？｣



そう、一言だけ問いかけてきた



…まぁ、私も入学前から五条先生と面識がある訳で。


過去がどんなだったかも
私がどんなニンゲンだったかも先生は把握している。

入るキッカケもこの人からのスカウトってやつだし



友達作りが苦手な私を心配して
声を掛けてくれたと思いたい

…内心笑ってそうだからねこの人



『…まぁね〜』


｢ツンデレなやつめ｣


『うるさいよ』



素直じゃない私を揶揄う先生



周りに人がいるっていういつもとは違う環境
居心地は悪くないな、と少し口元が綻んだ気がした




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