第43話"朝" ページ48
朝、見覚えのない天井が目に見えた。そうか、私は雲雀さ…恭弥の家に来たのでした。
｢まずは身支度でも…それとも朝ご飯が先でしょうか？｣
お世話になってる身ですから、少しでも役に立たなくては。
あれ、そういえば…
｢着替えはどうしたらいいのでしょうか？｣
飛び出したものですから、何も用意してませんし…
この部屋に何か代わりになるものでもあればいいのですが…
｢…あぁ、これがありましたか｣
＊＊＊＊＊
｢おはようございます｣
雲｢…何その格好｣
部屋で見つけたのは、日本の着物。少し大きいですが、まぁ着れることにかわりはないですし。
｢着るものを探していたら、部屋で見つけたもので｣
雲｢その向きだと君死んでることになってるよ｣
はぁ、着物に向きなどあるのですか。ややこしいものです。
｢もともと着物なんて着る機会がないのですから、着れただけ褒めて欲しいです｣
雲｢知らないよそんなこと｣
｢それに、この向きでもあっています。私は1度死んだ身ですし｣
着物の向きで生きてるか死んでるか決めつけるなんて、日本人も大したものですね…息してるかしてないかの違いだけなのに
｢さて、そろそろ朝ご飯でも作りましょうか。何かご希望がありましたら…｣
雲｢何サラッと爆弾発言してそれをなかったことにしようとしてるの｣
爆弾発言…？日本では言葉で爆発できるのでしょうか？優れた技術ですね…
しかしどこにも爆発した様子はないですし…言葉の綾というものですか？日本語は難しいです
雲｢1度死んだってどういうこと？｣
｢あぁ、そのことでしたか。話すと長くなりますし、後で話そうと思っていましたが…その時ではいけませんか？お腹も空いているでしょう｣
雲｢……早くして｣
｢えぇ。数秒あればできますよ｣
杖で１振り。それだけで豪勢な食事がテーブルいっぱいに。
雲｢…こんなに誰が食べるのさ｣
｢まぁ余ったら消せばいいだけです。さ、いただきましょう｣
少人数分を出すのは苦手なのです。今まで大人数で食べていたのですから。
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ユワ(プロフ) - めっっっっっっっっちゃ面白いです大好きです!!!( 'ω')！続き待ってます('ω') (2016年9月15日 6時) (
レス) id: 4c41e79d8b (このIDを非表示/違反報告)
もっきー(プロフ) - 1・2どちらでも歓迎っす！！更新待ってます！！ (2016年9月1日 2時) (レス) id: aa6080cbff (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ - 私てきには『2』でルルちゃんの戦いを速く見てみたいです！ (2016年8月19日 7時) (レス) id: dc01c2008b (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ - 私の知り合いには両方好きな方いないんですよね〜 楽しみながらが一番です(`∀´)bこれからも期待してますね！お粥さん！！ 長文失礼しました！ (2016年6月25日 1時) (レス) id: dc01c2008b (このIDを非表示/違反報告)
鼠ちん(プロフ) - 僕は正直ハリポタはあまり知らないのですが、この作品はとても面白いです!!更新頑張って下さい!!!! (2016年6月20日 22時) (レス) id: f2bd6f6292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セプト | 作成日時：2016年3月6日 19時
