第40話"孤独" ページ45
チ｢お疲れ様でした｣
過去への感傷を振り切るように、無理やり涙を拭いチェルベッロを見据える。
チ｢見事試練をクリアしたので、沢田ルルビットを月の守護者と認めます｣
私が人を殺したからなのか、味方からの歓声はなかった。
まぁ当然でしょう。それほどのことをしたのですから。
チ｢明日の対戦カードは…雨。雨の守護者の対決です｣
ツ｢雨って事は…山本とスクアーロ｣
ス｢う"ぉ"ぉ"ぉ"お"い"ぃ"！！やっときたかぁ"！｣
スクアーロ…本人が認めてるかは知りませんが、彼は紛れもなくザンザスの右腕。
山本さん、大丈夫でしょうか…
チ｢それでは明晩、ここ並盛中で…｣
｢待ちなさい。あなた方にはまだ聞くことがあります｣
何を当然のようにそのまま帰ろうとしてるのですか。
｢あの吸魂鬼はどこから連れてきたのです？｣
チ｢っ！…あれは初代月の守護者が残したもの。我々はそれ以外何も知りません｣
｢そう…それは失礼しました｣
あのチェルベッロが息を呑んだ。それほど殺気立ってたのでしょうか…
チ｢では、失礼いたします｣
今度こそチェルベッロは帰った。それに続きヴァリアーの面々も。
ザンザスが何か言ってくるかと思いましたが…まぁいいとしましょう。それより、この空気をどうにかしてほしいものです。
リボーンさんは多少免疫があるとはいえ、他の方々はまだ中学生ですから。こればかりはキツかったでしょうね。
｢綱吉さ…｣
ツ｢俺に話しかけるな！！お前なんか姉さんじゃない、この人殺し！！｣
｢っ！…わかりました。では、お先に｣
守護者の方にも会釈してその場を逃げるように去る。
胸がとても痛んだ。いつの間に、綱吉さんがこんなにも大切な存在になっていたのでしょう…
ボスとして、家光様の息子として、私の弟として。彼はかけがいのない人物でした。
そんな彼に嫌われてしまったら…私はこれから先、どうすればいいのでしょう？
大切な人を失うのは2度とごめんだった。それなのに、私は自分の行動でまた失ってしまったのだ。
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ユワ(プロフ) - めっっっっっっっっちゃ面白いです大好きです!!!( 'ω')！続き待ってます('ω') (2016年9月15日 6時) (
レス) id: 4c41e79d8b (このIDを非表示/違反報告)
もっきー(プロフ) - 1・2どちらでも歓迎っす！！更新待ってます！！ (2016年9月1日 2時) (レス) id: aa6080cbff (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ - 私てきには『2』でルルちゃんの戦いを速く見てみたいです！ (2016年8月19日 7時) (レス) id: dc01c2008b (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ - 私の知り合いには両方好きな方いないんですよね〜 楽しみながらが一番です(`∀´)bこれからも期待してますね！お粥さん！！ 長文失礼しました！ (2016年6月25日 1時) (レス) id: dc01c2008b (このIDを非表示/違反報告)
鼠ちん(プロフ) - 僕は正直ハリポタはあまり知らないのですが、この作品はとても面白いです!!更新頑張って下さい!!!! (2016年6月20日 22時) (レス) id: f2bd6f6292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セプト | 作成日時：2016年3月6日 19時
