プロローグ ページ1
ｺﾝｺﾝｯ
｢家光様、ルルです｣
………
｢…家光様？｣
………
はぁ、また奥様の写真に夢中なのですね…
鍵は開いて……ませんか
全く…確かに奥様はお美しいですが、仕事はきちんとして欲しいです。仕方ありません…
懐から杖を出し軽くドアを叩く
｢アロホモラ｣
扉を開ける呪文を言えば、すんなりと扉は開く。やっぱり、魔法は便利です
家｢ルルじゃねぇか。なんで魔法なんか…｣
｢家光様がなかなか出ないからですよ。どうせ奥様の写真に夢中だったのでしょう？｣
家｢ｷﾞｸｯ そ、そんなことあるわけないだろ？｣
嘘ついたってバレバレですよ…現に今後ろにある手には写真があるじゃないですか…
｢それで…なんのようですか、家光様？元々はあなたが呼び出したのですから｣
家｢あぁ。バジルが日本に行くのは知ってるな？｣
｢えぇ、知っています｣
バジルがハーフボンゴレリングを持って日本へ向うと……あのリングは偽物ですが
家｢俺も日本へ行こうと思う。ルルもついてこい｣
｢…それは、仕事でですか？｣
家｢まぁ両方だな。てかいい加減呼んでくれよ〜"お父さん"って。奈々もきっと"お母さん"って呼んで欲しいと思うぞ？｣
｢…なかなか"前の"親が忘れられなくて｣
そう、私は家光様の義理の娘だ。親がいない私を引き取ってくれたのだ。なんでも、私の弟に当たる人は十代目候補らしい。
家｢まぁ無理にとは言わねぇよ。それより、もう戻って支度をしろ｣
｢わかりました。では失礼します｣
……あ、忘れるところでした。
部屋を出る前に家光様の方を振り返り、素朴な疑問をぶつけた。
｢家光様、日本にカボチャジュースはありますか？｣
家｢あるわけねぇだろ！それはお前の世界だけだ！｣
……ないのですか、少し残念です。
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ユワ(プロフ) - めっっっっっっっっちゃ面白いです大好きです!!!( 'ω')！続き待ってます('ω') (2016年9月15日 6時) (
レス) id: 4c41e79d8b (このIDを非表示/違反報告)
もっきー(プロフ) - 1・2どちらでも歓迎っす！！更新待ってます！！ (2016年9月1日 2時) (レス) id: aa6080cbff (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ - 私てきには『2』でルルちゃんの戦いを速く見てみたいです！ (2016年8月19日 7時) (レス) id: dc01c2008b (このIDを非表示/違反報告)
カゲロウ - 私の知り合いには両方好きな方いないんですよね〜 楽しみながらが一番です(`∀´)bこれからも期待してますね！お粥さん！！ 長文失礼しました！ (2016年6月25日 1時) (レス) id: dc01c2008b (このIDを非表示/違反報告)
鼠ちん(プロフ) - 僕は正直ハリポタはあまり知らないのですが、この作品はとても面白いです!!更新頑張って下さい!!!! (2016年6月20日 22時) (レス) id: f2bd6f6292 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：セプト | 作成日時：2016年3月6日 19時
