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桃side
紫｢神ちゃん、退院おめでと〜う！！｣
�陲舛磴鵑粒櫃雲爾�ら始まったお祝いパーティー。
久しぶりに7人が集まり、なんだか懐かしくも温かい空気。
緑｢えぇ！？これ全部食べてええん…？｣
ずっと病院食だった神ちゃんに、大好物のスイーツやらパフェやら…。
照史と�陲舛磴鵑�朝から頑張って作った甘いものがズラっと並んでて。
赤｢神ちゃん、ほんまに全部食べそうやなぁ…｣
先輩はというと。
おいしそうに頬張る神ちゃんを見てにっこにこ。
ちょっとくらい俺の事見てくれたってええのに、なんて小さな嫉妬が止まらへん。
そんな中嬉しいことがひとつ。
桃｢また、ココア飲むんですね｣
赤｢やってかわいいやろ？｣
ほんとは苦手やのに、無理して飲んでるの知ってるんですからね。
それでも飲むことを止めないのは、俺のためにしてくれとるから。
そう思いたい。
赤｢神ちゃん、嬉しそうやな｣
桃｢そういう先輩も、さっきからニヤニヤしてますよ｣
赤｢し、てへん！｣
顔を真っ赤にしながら、少し拗ねたように頬をふくらませる先輩。
桃｢…かわいい｣
赤｢へ…！？｣
驚いたような、目を見開きながら更に顔を赤くさせて。
桃｢やから、かわいいなって…｣
赤｢か、かわいいとか…男、やで…？｣
男、なんて今更やのに。
ますます顔を赤くさせる先輩。
赤｢今日の小瀧、おかしいで？｣
おかしいんじゃないんです。
先輩に見てもらいたいから、意識してもらいたいから。
桃｢俺、素直になろうと思って。｣
赤｢……意味わからん｣
どうか、俺の思いに気づいてくれますように。
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作者名：おかゆ。 | 作成日時：2020年7月4日 19時
