2.ココアの味は。 (ページ18)

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赤side

ココアの味は、1口飲んだだけで、甘ったるい味が口の中に広がって、

しつこいくらい甘さが残る。

いつまで経っても味が口の中に残って消えへんの。

それは俺の恋心と同じで。

きっとこれからも、小瀧への好きの気持ちは消えない。

しつこいくらい想い続けて、胸焼けが残るほど甘く幸せな日々をこれからも。

赤「小瀧はココアや…」

賑やかなカフェの店内、楽しそうに笑う小瀧が可愛くて、

その笑顔を見ているだけで、胸焼けしそう。

俺もいつか、小瀧のココアになれますように…。

fin.

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ココアの味は。をお読みいただきありがとうございました。

不器用な2人の恋のお話は1度ここで終わりを迎えますが、

その後の短編を更新予定です。

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