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〜安田side〜
Aをおんぶして帰る
ってか、ホンマ軽いなぁ〜
ちゃんとご飯食うてるんかなぁ?
よっこらせとおんぶし直す
貴 「ん…ん〜…」
安 「あ、起こしてしもたー?」
貴 「…ヤスくん…?」
安 「おん、ヤスくんやで笑今、Aん家送ってん」
貴 「んー…みんなは?」
安 「帰ったでー」
貴 「ふーん…」
安 「…」
貴 「…」
また静かになった
A寝たんかな?
って思っとったら
貴 「…ねぇ」
まだ起きとった笑
安 「んー?」
貴 「ヤスくんはぁ…彼女とかおるん?」
え…?
イキナリどーしたん?笑
安 「おらんけど…なんでー?笑」
貴 「いや…たまに思うんやけどな」
ぼそぼそと話し始めたA
貴 「みんな、私にようしてくれるし、一人のときとかほとんどないし…」
安 「…おん」
貴 「今だって…こーやって私送ってくれてるし」
Aは…何を言おうとしてるんやろ
貴 「…みんな、カッコいいから…その、彼女おるやろーし」
安 「…」
貴 「もし、彼女とかおるんやったら…私とおってえぇんかなぁて」
あー…Aは迷惑かけてんちゃうんかなって思うてるんか
安 「A…」
貴 「ん?」
安 「Aは今、酔うてるから、明日になれば忘れてしまうんやろうけど」
貴 「………?」
安 「誰も、Aのこと迷惑って思うとるやつはおらんよ」
貴 「え…」
安 「みんなな、Aと一緒におりたいからおるんや、それ以外に理由なんてないで?」
貴 「…ホンマ?」
安 「ホンマホンマ!だって…みんなAのこと大好きやもん」
貴 「私も…みんなのこと大好きやで」
安 「そら、嬉しいわ笑笑」
きっとAの『好き』は友達としての『好き』や
僕たちの…オンナとしての『好き』とは…また違う
僕は…Aと一緒におるのが、みんなよりも多いと思うけど
…でも、恋の気持ちはちっとも一緒にならへん
それでも、僕はAのそばにおりたいと思うし、離れられへん
絶対、誰にもAの隣をゆずらへん
僕のもんや
安 「Aは…僕のもんや」
そっと声に出してみた
聞いてほしくて…聞こえんように
安 「…A?」
貴 「…スー…スー」
安 「寝とる…笑」
ま、これはこれでAらしいな
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苺ジャム(プロフ) - 私も、章ちゃん好きなんです…////// お話も合いそうなので、ぜひお友達になってくれませんか…!! 良かったら、お願いします…///// (2015年1月4日 0時) (レス) id: 6d3d9fef31 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:菓子丸 | 作成日時:2014年8月16日 20時