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8. ページ9

〜安田side〜



Aをおんぶして帰る


ってか、ホンマ軽いなぁ〜

ちゃんとご飯食うてるんかなぁ?


よっこらせとおんぶし直す



貴 「ん…ん〜…」

安 「あ、起こしてしもたー?」

貴 「…ヤスくん…?」

安 「おん、ヤスくんやで笑今、Aん家送ってん」

貴 「んー…みんなは?」

安 「帰ったでー」

貴 「ふーん…」

安 「…」

貴 「…」



また静かになった

A寝たんかな?

って思っとったら



貴 「…ねぇ」



まだ起きとった笑



安 「んー?」

貴 「ヤスくんはぁ…彼女とかおるん?」




え…?

イキナリどーしたん?笑



安 「おらんけど…なんでー?笑」

貴 「いや…たまに思うんやけどな」



ぼそぼそと話し始めたA



貴 「みんな、私にようしてくれるし、一人のときとかほとんどないし…」

安 「…おん」

貴 「今だって…こーやって私送ってくれてるし」



Aは…何を言おうとしてるんやろ



貴 「…みんな、カッコいいから…その、彼女おるやろーし」

安 「…」

貴 「もし、彼女とかおるんやったら…私とおってえぇんかなぁて」



あー…Aは迷惑かけてんちゃうんかなって思うてるんか



安 「A…」

貴 「ん?」

安 「Aは今、酔うてるから、明日になれば忘れてしまうんやろうけど」

貴 「………?」

安 「誰も、Aのこと迷惑って思うとるやつはおらんよ」

貴 「え…」

安 「みんなな、Aと一緒におりたいからおるんや、それ以外に理由なんてないで?」

貴 「…ホンマ?」

安 「ホンマホンマ!だって…みんなAのこと大好きやもん」

貴 「私も…みんなのこと大好きやで」

安 「そら、嬉しいわ笑笑」



きっとAの『好き』は友達としての『好き』や

僕たちの…オンナとしての『好き』とは…また違う


僕は…Aと一緒におるのが、みんなよりも多いと思うけど

…でも、恋の気持ちはちっとも一緒にならへん


それでも、僕はAのそばにおりたいと思うし、離れられへん


絶対、誰にもAの隣をゆずらへん

僕のもんや



安 「Aは…僕のもんや」



そっと声に出してみた

聞いてほしくて…聞こえんように



安 「…A?」

貴 「…スー…スー」

安 「寝とる…笑」



ま、これはこれでAらしいな

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苺ジャム(プロフ) - 私も、章ちゃん好きなんです…////// お話も合いそうなので、ぜひお友達になってくれませんか…!! 良かったら、お願いします…///// (2015年1月4日 0時) (レス) id: 6d3d9fef31 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:菓子丸 | 作成日時:2014年8月16日 20時

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