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「うわぁ〜、追い出されたんだが。解せぬ」
ああそろそろ学園中に追い出されるかと思えば、子供達と一緒に学園長室から出された。
え、子供達が泣いたのは私のせいではないよね?
私がチラッと下を見ると、子供達はキョトンと私の顔を見たあと、私といれる事が嬉しかったのかニパッと顔を綻ばせた。
「ままぁ!!ふろいど!だっこぉ!」
「あじゅーりゅも!」
「じぇーども」
私に向けて手を伸ばすオクタ組。
「ん〜、まあ追い出されたもんは仕方ないしなぁ。さっきはレオナ達を抱っこしてたから、いいよ〜3人とも」
学園長の部屋に着くまで、さっきみんなに抱っこをせがまれた時、レオナ、ラギー、ジャックを抱っこした。
だから今回はオクタの3人を抱っこしてあげよう。
「他のみんなはまた後でね〜。時間があればまた抱っこしてあげるから」
「「「「「「あーい」」」」」」
私はフロイド、アズール、ジェイドの3人を抱き上げ、授業を受ける教室へと子供達を引き連れながら行った。
「確か、次の授業は錬金術だったよねぇ....。お、お邪魔しまぁす___」
___キィ
私が誰もいないことを確認して、ソロォと教室の中に入ると
「いつもGood girl どうした。こんな早い時間に。いつもは馬鹿な子犬どもと遅れながら来るだ....ろってまさか___」
「わっ!!!びっくりさせないでください!!」
後ろからクルーウェル先生が話しかけてきた。いや、いきなり話しかけないでくれませんか〜??
話しかけた後、チラリと私にひっついている子供達と抱っこしている子供達3人を二度見、三度見してから私の顔をじっと見た。
「この子供....お前に付き纏ってた、あの子犬どもか??」
「はい」
とりあえず椅子に座らされた私たちは、クルーウェル先生に質問された。
「わぁ〜れおなとおなじしぃぽだぁ〜!」
「らぎぃともおしょろい!!」
「じゃっくとも!!」
ちなみにサバナの3人はクルーウェル先生の、あの、尻尾(失礼)な部分をビヨーンと伸ばしたりパタパタさせたりしていた。
___ヤバくないか?
クルーウェル先生がまだ事情を知ってるからいいものの、知らないままだったら私殺されてたよね。
「おかぁしゃまぁ!!!!りどりゅのみてぇ!」
「じゃみりゅのも!!」
「はいはい。ちょっと待ってねぇ」
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朱憑(さぶ) - ここは天国なんですか、そうなんですか、そうですね!!!ァァ"ァ"!!!カワイイ〜!!ホントにありがとうございます!! (2022年12月19日 12時) (レス) @page26 id: 369ab47d46 (このIDを非表示/違反報告)
ちー - ここは天国か ・・・・! (2022年10月2日 1時) (レス) @page10 id: 595a994524 (このIDを非表示/違反報告)
綺羅 - 続きがもっと見たいです!面白いし、可愛い、、、 (2021年8月12日 7時) (レス) id: 84edd37621 (このIDを非表示/違反報告)
夢姫 - 泣き方がぴえんw (2021年1月11日 14時) (レス) id: 35c1b3ec55 (このIDを非表示/違反報告)
古い掃除機 - かわいい!!!更新頑張ってください そういやぁ、読んでる途中、川が見えたんですけど…「三除の川」でした… ほんま、俺の嫁、リドルかわええなぁ! (2020年11月4日 23時) (レス) id: 07e1085301 (このIDを非表示/違反報告)
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