【SLAM DUNK】三井くんは甘えられたい

男の勘37 ページ38

烈side



女とテキトーに付き合うのをやめてから
前より大学に真面目に行くようになった。


というよりAに会いに行ってるようなもん



まぁ、今日は寝坊したけど。
バスケして食堂でだべってると女友達が集まって来て1枚のチケットを渡してきた



サークルのイベント？
アホくさ･･こんなんただの飲みサーかやりサーやろ
下半身に脳みそついてるような男が考えそうなことやな




烈「こんなん誰が行くねん」



「今回女の子いっぱい集めたいとか言って色んな子に声かけてたよぉ」


烈「へー」


「特にAさん？には熱心に誘ってたなぁ〜」


烈「･･は？Aさんて？A？」




いやいや誘われても行かんやろ
Aの1番苦手な分野だし
でもな･･あいつ押しに弱いとこあるからな


うまく言いくるめられてついてったりしてへんやろな



烈「Aも参加してるって？」


「わかんないけど、リーダー格の人がAさんのことお気にだとか噂もあるからぁ〜もしかするかも？」



烈「チケットもらうわ」



テーブルに置かれたチケットを取り足早に大学を出る


いないならそれでいい
書いてある会場に向かい中に入ると結構な人数で盛り上がっていた。




絡んでくる女がうざい


お前に構ってるヒマないねんクソが


･･そういやここ2階がVIPだったな
階段のとこに知り合いがいたから上がらせてもらう


まさかなって
Aがいるわけないと思って来たけど



まさかのまさかフラフラの状態で肩を抱かれるAがそこにいた。



烈「A････？」



Aが酒飲めへんのは知ってる


自分から飲むわけがない


男のヤバいという顔でなんとなく察した。





烈「･･お前なにしてん。Aに触んなボケ」


ごちゃごちゃと言い訳を喋ってるけど
んなことどうでもいい



Aと男を引き剥がす



烈「A、A、大丈夫か？」



･･なんか飲まされたか？



『っ････ょし････くん』



良かった意識はあるな



烈「帰るぞ」



立てなさそうだからお姫様抱っこしてクラブを出る
俺んちの方が近いからとりあえずうちに連れて帰ることにした。




家に帰り水を飲ませようとしたら力が入らないのか
俺に寄りかかり全体重預けた状態



烈「A水や」


ペットボトルを口に入れるも溢れてしまう







烈「･･A、しゃーなしやからな」



『････ﾝん』



口移しで水を飲ませると少しずつAの喉を通っていく

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