【SLAM DUNK】三井くんは甘えられたい

ライバル35 ページ36

あれから数日


LIMEとたまに電話をしたりして

三井君の存在が日に日に大きくなってるなと実感する。





大学の帰りに資料をコピーするのを忘れて近くのコンビニに立ち寄った。



「あれっAさんだ」



呼ばれた方を見ると司ちゃんがレジにいて
この間のお礼を改めて伝えた。



司「Aさんこの後時間あります？少し話しません？」


『うん、いいよ』


司「バイトもうすぐで終わりなので待っててください」





OKしたものの、、何を話すんだろう･･
共通の話題なんて三井君しかないし、、


近くの公園で待ってるけどそわそわして落ち着かない





司「Aさーん！お待たせしてすみません；」


『司ちゃんバイトお疲れ様』


司「これ店長から美女2人にって奢りだそうです」



アイスコーヒーをありがたく受け取り2人ベンチに並んで座る



冷たくて美味しい〜

あれ、そういえば、、


『司ちゃん学校休み？』



高校生であればまだ学校の時間帯だよね



司「サボりです。学校楽しくないし」


『そっか。じゃあ学校にバレないようにバイトしなきゃね』


司「え･･学校行けって言われると思った」


『行きたくない理由があるんだろうし、無理に行けとは言えないよ』



美人で少しクールそうなのに
無邪気に笑った笑顔が可愛いかった。




司「Aさん良い人ですね、、寿もそういうとこに惹かれたのかなぁ〜本当に付き合ってないんですか？」



『つ、付き合ってないよ』



司「女の子に対してあんなに心配する寿初めて見ました･･」



司ちゃんの切なそうな表情に何も言えなくなる



司「私と寿は寿が荒れてた時に出会って
んー優しいのは変わらないんですけどどこか壁があるなって･･誰にも興味ない感じだったのにAさんの隣にいた寿は感情豊かで驚きました」




『司ちゃんって今も三井君のこと･･』




司「あ･･寿から何か聞きました？」



『前付き合ってたって聞いたよ』



司「そう･･知ってたのに今日付き合ってくれてありがとうございます。
正直変な人だったら文句言ってやろうくらい思ってました笑」



『そ、そうだったの；？』



司「でもAさんめちゃくちゃいい人だし、可愛いし悔しいけど勝てないですよ」





いい子なのは司ちゃんの方だよ


真っ直ぐな人･･三井君と似てる。


三井君はフラれたって言ってたけど
司ちゃん本当は別れたくなかったんじゃないかな


すれ違っちゃった2人


このままでいいのかな

危機36→←互いの気持ち34

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す