【SLAM DUNK】三井くんは甘えられたい (ページ31)

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偶然の再会30 ページ31

1日があっという間でもう夕方
待ち合わせをした駅に戻ってきた。

三井君がトイレに行ってるあいだ
駅のベンチに座って待ってることに

男「すみません、今何してます？」

『えっ･･私？』

男「俺今友達からドタキャンされちゃって暇で、、可愛いから声かけちゃいました」

『今友達と一緒･･』

男「じゃLIMEだけ教えて」

食い気味にスマホを出して急かしてくる；
周りをみても三井君は見当たらない
こんな時どうしたらいいの；

「お姉ちゃん探したよー！」

ん？えっ･･？
困っていると女の子が私の腕を掴んで男の人から離してくれた。

男「え、姉妹揃って可愛いね！良かったらLIME･･」

「いやナンパとかマジでうざいから」

そう言って男の人を置いて歩き出す。
ナンパははっきり言わないとダメですよとアドバイスをくれる女の子

スラっとして可愛いというより綺麗な子
きっとナンパもよくされるんだろうな

『助けてくれてありがとうございます』

「可愛いなって思ってたらナンパされてたからつい笑」

私よりあなたの方が･･
綺麗なのにすごく男前な子だなぁ

三「Aっ！いねぇから探したぜ」

息を切らした三井君が私を見つけて安心した顔をする
心配かけちゃった

『あ、ごめん･･いまね、、』

「･･寿？」

三「つかさ･･」

え？

名前で呼び合う2人はきっと知り合いなんだろうけど
少しぎこちない雰囲気

司「久しぶり。髪切ったんだね･･」

三「あーまぁな
ってかなんでAと一緒にいるんだ？」

『男の人に声かけられたところを助けてくれたの』

三「は？まじかよ･･大丈夫か？何もされてねぇだろうな」

『大丈夫だよ；』

司「寿の彼女さんですか？」

『チガイマス』

うぅ三井君からの視線が痛い
でも本当のことだし

司「そう･･それじゃ、邪魔しちゃ悪いので私行きますね」

『あの、本当にありがとうございます』

司ちゃんはぺこっとお辞儀をして駅に入って行った。
礼儀正しくて良い子だった･･な

三井君を見るとなんとも言えない顔で
それ見たらただの友達じゃないのは私でもわかるけど
それを聞いていいものか、、

でも聞かれたくないかもしれないし

聞いたところで･･
あ、なんかダメかも

『･･じゃあ私も帰るねっ！』

三「いや；なんでだよ！
待て待てまず家まで送るし
っつかA俺に聞きたいことあるだろ」

『ないよ』

三「いいから言え」