君の好きなとこ29 ページ30
話してる途中にふと三井君を見ると三井君もこっちを見ていて
視線に耐えられず光の速さで反対に顔を向ける
三「おい;なんだよこっち向け」
『やだ、恥ずかしい』
三「まだ何にもしてねぇぞ」
ねぇ、まだってなに?!
私のリアクションを面白がる三井君に頬を掴まれて
無理やり三井君の正面を向かされる;
『やぁーめーてー//』
三「ぶはっかわいすぎだろ」
完璧におもちゃにされてる;
三「あーあ早く俺のこと好きになればいいのに」
『//・・心の声漏れてるよ?』
三「本心だからな」
そんなこと言われるとこっちの方が照れちゃうよ
『三井君ってさ・・私の、その、、何が好きなの?』
三「は?」
『だってまだ知らないこといっぱいあるし・・どうして私なのかなって・・』
ずっと気になってた。
特別飛び抜けてるものがないどころか
常に"〇〇な私"っていう仮面をつけていないと
人と関われない欠落した人間だもん
人から好かれる魅力的なところなんて1つもない
三「べつに相手の全部を知らなくてもこれから知っていけばいいだろ」
『知ったら・・きっと好きじゃなくなるよ・・』
三「俺はAが自分より他人を優先して、他人のために尽くす奴だって知ってる。
頭良くてしっかりしてるけど
ぬけてるとこもあってニブいから放っておけねえし
あとは普通に顔が好み
俺の言動に顔赤くするところもいい
あとは・・」
『わかったからも、もういいよ//』
1聞いたことに対して100で返ってきた;
三「それと、」
『まだ言うの?!』
三「案外強がりで1人で抱えがちだから何かあったら頼ってほしい
っていう最後のは俺の願望」
そんなの・・ずるい
ずるいよ
どうしてそんなに真っ直ぐなの
『・・こわいの。誰かに寄りかかってその人がいなくなったらって考えたら・・』
小さいころ、1人になったあの日から私は臆病になっちゃったんだ
恋なんて不安定なもの
きっといつかいなくなってしまう
三「A・・」
なのにどうしてだろう
震える私を
黙って抱きしめてくれるぬくもりが愛おしくて
このまま三井君の隣にいたいという矛盾した気持ちがより動けなくさせるの
40人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
シルビア★姉貴 - あひるさん» …😶😶グハ!!!!(吐血)💓💓🤯🤯 (5月11日 0時) (レス) id: 71ed2dd613 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - ぽぺさん» 返事遅れてすみません💦コメントありがとうございます🥰❤️更新に波がありますが、待っていていただけると嬉しいです!!✈️ (5月10日 21時) (レス) id: 1a0521cb7f (このIDを非表示/違反報告)
ぽぺ - めっちゃおもろいです!続きが楽しみです! (4月23日 19時) (レス) @page39 id: 1627db8a33 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - ななさん» 嬉しいですー🥹ありがとうございます!心拍数上げ小説書いていきます😂💓💓 (4月4日 21時) (レス) id: 1a0521cb7f (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - 急に供給多すぎてもう心臓バクバクで読んでます助かります、、😭😭尊いお話をありがとうございます😭 (4月4日 18時) (レス) id: 3ca32de087 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:あひる | 作成日時:2024年1月10日 1時