【SLAM DUNK】三井くんは甘えられたい

可愛い人26 ページ27

2回戦目はなんと優勝候補相手に1点差で勝利したけど
3回戦目は負けちゃったって


悔しいと言うと思ったら
意外とスッキリしていたのに驚いた。


悔しいは悔しいんだろうけど


きっとそれ以上に得るものがあったんだね





彩子ちゃんからも報告LIMEがきていて
集合写真や、新幹線の中で撮った写真が数枚



みんな楽しそう、青春だなぁ〜



LIMEを返しつつウトウトしてしまいそのまま寝落ち･･
着信の音で目が覚め寝ぼけながら応答する




三「ぉぃ、おい、おーい！」


『･･三井君･･？』


三「わり、寝てたか？」


『ちょっとだけ･･』




カーテン開けっぱなしで外は真っ暗だ

電話越しに車の音が聞こえる




『三井君今外にいるの？』


三「ん、あぁ･･」


『広島の帰り？にしては遅いよね？』


三「家帰ったんだけどよ、、Aに会いてえなって。もうすぐでアパート着くとこまで来た」




え？！
ベランダに出ると自転車に乗った三井君がいた。




急いで家を出て三井君に駆け寄る




『お、おかえり』


三「ただいま？」



なんだそれと笑う三井君
またやってしまった･･いざ会うと何話していいかわからなくなる。




三「･･化粧してねえの？」



言われてハッとした
私スッピン寝起きTシャツにショーパンの部屋着じゃん


･･さいあく
もう少しまともな格好で会いたかった



『無理･･穴があったら入りたい･･』





せめてもの救いが夜だったことだ



顔を隠した両手を引っ張られて顔を覗き込まれる




三「可愛いから隠すな」


『可愛いわけないし恥ずかしいから見ないで』




掴まれた手をほどこうとしたら
三井君に思いっきり抱きしめられた。




三「俺の方が無理、可愛くてしょうがねぇんだけど」




トクントクンと少し早い三井君の心臓の音が聞こえる
強引だけど不思議と嫌じゃないのは、、



私の音も聞こえるんじゃないかってくらいドキドキしてるのになぜか安心するのは三井君だから？



肩の力抜いて、三井君の胸に少しだけ寄りかかってみる。





三「A、俺のこと好きになった？」



『･･わかんない』




・・・

・・



急に静かになったから顔を上げると

三井君の顔が赤くて私にも伝染した。



『えっな、なんで//』


三「前告った時はすぐ振ろうとしたのに、今回振られなかったってことは、前進してるってことだろ」




すごいポジティブ；




よっしゃーと喜ぶ三井君に可愛いと伝えたら怒られてしまった

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